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Amazon.comからSalewaの登山靴を個人輸入

作成日: 2012年10月2日
更新日: 2013年2月11日

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの注文

またまた登山靴を買いました。 Salewa Mountain Trainer Mid GTXです。 主用途は六甲山の縦走です。 既に持っているSCARPA Kinesis Pro GTXは片足1kgとさすがに重たいので、もう少し軽いながらもしっかりした靴を探していました。

諸事吟味の末、Salewa Mountain Trainer Mid GTXにしました。 検討ではYAMATOさんの登山グッズガイドを大変参考にさせて頂きました。 性能と同じくらい見た目も重視なので、好みのデザインで選別するとSalewa Mountain Trainer Mid GTXになったのでした。 Salewaはイタリアのアウトドア・メーカーです。 やっぱりイタリアの登山靴は色遣いが格好良いです。 Mountain Trainer Mid GTXも黄色と赤色の使い方が上手いです。

Amazon.comのSalewa Mountain Trainer Mid GTXの画像

ブツが決まれば調達です。 このサイトで登山靴を買うとなれば、当然、個人輸入です。 最適調達を検討した結果、前回のSCARPA Kinesis Pro GTXに続いて、またしてもAmazon.comから購入することになりました。

値段は219ドルでした。 「1ドル=80円換算」で17,520円です。 相変わらず衝撃価格が自動適用されています。 円高恐るべしです。

Salewaの商品紹介ページではMountain Trainer Mid GTXは黒基調とグレー基調の2種類がありました。 黒が欲しかったのですが、残念ながらAmazon.comでは扱っていませんでした。

というか、黒は他のサイトでも売っている気配がありませんでした。 cheapstylemall.comというサイトでは黒が101.50ドルで売っていましたが、どうもこのサイトは詐欺サイトのようでした。 いくらアメリカがセールの国だとしても、安過ぎるのはご用心です。

Salewa Mountain Trainer Mid GTX注文時の画像

Amazon.com購入時の配送オプションは前回の教訓から「AmazonGlobal Priority Shipping」を選択しました。

こちらは「averages 2-4 days」とあるので速そうですが、前回は「average 8-16」の「AmazonGlobal Expedited Shipping」で注文してから23日かかったので油断はできません。

Salewa Mountain Trainer Mid GTX購入価格の画像

最終価格です。 価格はAmazon Currency Converterで円表示になっています。 「Place your order in JPY」とあるように、このまま注文すると円建ての注文となります。 その場合、Amazon.comからは日本円で請求が来ます。 今回は219ドルが17,746円なので、Amazon.comのドル円換算レートは約81.03円ということになります。 「Switch currency」のボタンを押してドル建てで注文すればカード会社の換算レートが適用される形となります。

配送オプションは高い方の「AmazonGlobal Priority Shipping」を選んでも1,335円です。 驚くほど安いのですが、この送料にも円高による衝撃価格が適用されているのかも知れません。 Amazon.comがアメリカの発送業者に支払う費用はドル建てでしょうから、ドル建てのコスト計算がベースであれば円高ボンバーが内部で炸裂しているはずです。

今回も「Import Fees Deposit(関税前払い金)」として6,363円が計上されました。 商品代金に対して35%前後が課せられているようですが、前回と今回の数字を見ても正確な計算式は分かりませんでした。 前回は全額返金されたので、今回も返金されることを期待です。

Amazon.comの配送照会画面の画像

さて、気になるのは配送にかかる日数です。 今回は発送連絡から到着まで4日でした! 画像では9月28日到着となっていますが、27日は不在で28日に再配達されたためです。

「AmazonGlobal Priority Shipping」の「averages 2-4 days」通りです。 前回の「AmazonGlobal Expedited Shipping」を選んで23日かかったのは何だったのかと思わざるを得ません。 Amazon.comでは「AmazonGlobal Priority Shipping」が正解です。

今回の配送業者は前回の「AmazonGlobal Expedited Shipping」の時と同じくDHLでした。 今回は悪名高い「DHL Global Mail」扱いではないためか、DHL Japanの輸送状況のご確認についてから荷物の照会ができました。

荷物の不在配達票と再配達受付はDHLでしたが、最後の配達業者は佐川急便でした。 不在配達票には「営業時間外の再配達(別途料金が発生します)」と書かれていたものの、無料で夜間配達してくれました。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの到着

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの箱の画像1

前回は荷物の到着を今か今かと待ちわびましたが、今回は心の準備体操を始める前に届いてしまいました。 前回の箱はAmazon.comの専用箱ではなくて、Amazon.comのシールが貼ってあるだけでした。 今回は箱に例のマークが印刷された専用箱が使われていました。 またしてもそんなところが気になってしまいます。

箱に書かれた「J」の文字はJapanの頭文字でしょうか、それともJesusのJでしょうか。 期待が高まります。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの箱の画像2

箱を開けたところです。 やはりアメリカという国に緩衝材(クッション材)といった軟弱な発想はありませんでした。 シンプルかつワイルドに商品を箱に入れただけの状態で送られてきました。 私は過剰包装反対派なのでこれで全く構いません。 ですが、つい日本だったらどうやって送ってくるんだろうと考えてしまいます。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの箱開封時の画像

ブツのお出ましです。 靴を包んでいた内紙はビリビリに破れてしまっていました。 靴も箱とあたる部分が少し擦れていました。 概ね前回のSCARPA Kinesis Pro GTXの時と同じ状態です。 運ばれてくる途中に揺さぶられてビリビリ・擦れ擦れしてしまったのでしょう。 これも前回同様、どうでも良いというスタンスながらもレポートはしておきます。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXの画像

置いてみたところです。 なかなか格好良いです。 シルエットはヌバック地のSCARPA Kinesis Pro GTXとほぼ同じですが、色遣いからかハイテク感があります。 アッパーはスエード地です。 あまり厚みはなく、ゴワゴワせず足にフィットする感じです。 もちろん、ライニングはゴアテックス張りです(最近分かったのですが、登山靴の商品名の最後に書いてある「GTX」は「Goretex」の略なのでした)。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXのベロ部分の画像

足を入れてみたところです。 私の初めての登山靴であるSCARPA Kinesis Pro GTXと比べ、とても軽いというのが第一印象でした。 片足で400〜500gくらい差があるはずです。 ただ、紐を通すレースはボール・ベアリングが付いているKinesis Pro GTXの方が上等です。

ベロの素材はナイロン地です。 水が入らないように本体と繋がっています。 あと、ベロ裏に「Made in Vietnam」と書かれたタグが付いていました。 イタリア製ではないのです。

Salewa Mountain Trainer Mid GTXを履いたところの画像

ガッツリ履いたところです。 すね毛が汚くて申し訳ありません。

私の普段靴のサイズは27.5cmから28.0cmなので、Salewa Mountain Trainer Mid GTXのサイズはU.S.サイズの「10.5(28.5cm)」にしました。 フィット感は普通です。 考慮すべき特徴はなくて、横幅が細いとも広いとも感じませんでした。

靴底の堅さはSCARPA Kinesis Pro GTXと比べると少し柔らかいと感じました。 しかし、スニーカーなどとは明らかに違う登山靴のしっかりした靴底の堅さをしています。 これが六甲山の縦走に吉と出るか凶と出るかは、縦走後にレポートします。

Import Fees Depositの返金

前回は忘れた頃にやって来ましたが、今回は完全に忘れていました。 Import Fees Depositとして6,363円が事前徴収された中から4,094円が返金されました。 前回は全額返金でしたが、今回は2,269円が関税として徴収されました。 注文と発送が9月24日、配達が9月27日、返金が11月25日だったので、返金処理は配達から約2ヶ月後に行われた形です。 前回は配達から約1ヶ月後に返金処理されたていたので、時期も前回と少し異なる結果となりました。[2012年12月5日追記]

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更新履歴

更新日 更新内容
2012年10月2日 新規作成
2012年12月5日 「Import Fees Depositの返金」を追記
2013年2月11日 「関連ページ」を追加