Ankerモバイルバッテリーの自主回収方法

ガジェット

2024年冬セールで購入したAnkerのモバイルバッテリーが自主回収の対象だった。Anker Power Bank 10,000mAh(型番A1257)である。

自主回収の理由はリチウム電池の発火で、ニュースや動画でバックごと燃えているショッキングな映像を見た。「我が家にもAnkerのモバイルバッテリー何個もあるよなぁ」と思っていると、「Ankerから自主回収のお知らせ」メールが届いた。

発火の可能性ありという代物をどう回収するのかが大いに気になった。方法は耐熱バックに入れて、レターパックで返送だった。ほう、そう来たか。

回収パック

リコール対象のモバイルバッテリーは、楽天のアンカーダイレクト店で購入していた。Ankerの製品サイトで何か登録した訳ではないが、Ankerから自主回収メールが直接届いた。

メールには特設サイトの案内があり、そのサイトでシリアル番号を入力して回収対象かどうかを判定する流れだった。Anker Power Bankは2台買っていて、シリアル番号を入力すると2台とも当たりだった。

シリアル番号はモバイルバッテリーの本来裏面に書いてあった。しかし、文字が小さい。小さ過ぎて読めない。スマホで撮って拡大して読み取った。

回収パックはレターパックライトで届いた。お詫びと回収方法が書かれたレターと耐熱バック、返信用レターパックが入っていた。

耐熱バックはこんな感じで、チャックを締めてベルクロで閉じるようになっている。発火時にこれで耐えられるかは未知数だが、知恵が絞られた感じがする。

耐熱パックに今回当たりの2台を入れる。このモデルはストラップがUSBケーブルになっている便利なヤツで、白い方は子供が毎日のように使い倒していた。発火しなくて良かった。

こんな感じでモバイルバッテリーを入れて、チャックを締めてレターパックに入れて郵便ポストに投函した。

自主回収台数

消費者庁のリコール情報サイトによると、AnkerのA1257の回収対象台数は401,771台だそうである。

発火するような製品を出荷してしまったのは問題だが、Ankerのその後の対応は悪くないように思う。今回の自主回収は、改修品に交換または3,990円の返金である。約40万台の往復のレターパック代だけでも約4億円である。

また、数千円の製品ながら1台単位の現品管理が行われているのも感心した。こういうことが起きると、大手が安心と思ってしまう。

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