自宅リビングのダクトレール(ライティングレール)で使っていたLED電球が壊れた。レールには8個のLED電球を使っていて、設置から12年目にして6個目が壊れた。
壊れたというか、壊れる寸前の断末魔の状況がへぇ~だったので動画撮影した。
チカチカして、そのうちに点灯しなくなるのだろう。電源を入れても点かなくなる壊れ方がほとんだと思うが、こんなぶっ壊れ方もあるものである。
壊れたLED電球と寿命
壊れたLED電球はPanasonic製のE17口 40WのLDA6LHE17である。10年以上前の購入当時は、LED電球といえばPanasonicか東芝だった。

インドネシア製である。白いヒジャブを被ったおばちゃんが作ってくれたような気がしてくる。

寿命の評価
本題の寿命の話である。ざっくりで計算すると、メーカーの公称値の通りの寿命であった。ポイポス・カルテルのような話ではないか。
壊れたLED電球(LDA6LHE17)のメーカーのPanasonicの仕様では「定格寿命 40,000時間」となっている。注釈には「定格寿命は全光束(明るさ)が初期の70%となる時間です。定格値は設計値であり保証値ではありません。」とある。

このLED電球はリビングで使っていて、我が家の生活スタイルで考えると、1年間で3,880時間使っていると試算できる。
区分 | 利用時間 | 年間利用時間 |
---|---|---|
平日 | 8時間 (夕方~夜) | 1,960時間 (8時間×245日) |
休日 | 16時間 (朝~夜) | 1,920時間 (16時間×120日) |
1年で3,880時間なので、10年で38,800時間、12年で46,560時間になる。約12年で8個中の6個が壊れて、まだ2個がロングランしている。40,000時間は概ねその通りと言って良いだろう。
10年も使えれば十分で、電球様には感謝しかない。それよりも、Panasonicはどうやって「定格寿命 40,000時間」を設計したのかが気になる。
戦前の白熱電球のポイボス・カルテルの話は、以下のGIGAZAINEの記事がとても面白い。