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車のバッテリーをDIYで交換

自動車

家の車のバッテリーがへたってきて、エンジンのかかりが悪くなってきた。車載バッテリーの電圧がジワジワと下がってきているのである。前回交換から4年が経過しているので替え時である。

車のバッテリーは普通のおっさんでも勢いがあれば交換できる。ロマンも感じられるのでお勧めする。

今回は韓国メーカーのATLASBXのバッテリーを使って交換した。全く問題なかった。

交換バッテリーの選択

車のバッテリーは電源容量と物理的な大きさの規格がある。規格に合わせて色々なメーカーが製品を出していて、Amazonや楽天で簡単に手に入る。

国産メーカーではPanasonicとGSユアサが有名どころである。Panasonicのカー・バッテリーは「caos(カオス)」というブランド名で、ぶっ壊れるほどの過電流が起きそうな感じがして好きだ。

これまではそのcaos liteの標準車用の90D26Lを使っていた。今回も同じもので交換しようとしたが、caos liteの標準車用のラインナップに90D26Lがなくなっていた。

「90D26L」という規格は「90」が電源容量で「D26」が物理的な大きさ、最後の「L」が+-の端子の向きを表している。

電源容量は増えても問題ないので、電源容量が1つ大きい「100D26L」にしようかと考えた。しかし、caos liteの100D26Lは激安サイトでも27,000円くらいしていた。前回Amazonで購入時のcaos lite 90D26Lは12,800円だったので、ワイがDIYで安く仕上げたったわい感が薄らぐので、テンションが下がった。

Panasonicには名前以外のこだわりはないので、GSユアサの同列品を探した。ECO.R ECシリーズで「EC-90D26L」という製品があったが、ネット最安価格で22,000円前後とそれほど安くはなかった。

カー・バッテリーは選択肢が多いのが良いところで、他のメーカーを見ているとATRASBXなるメーカーが目に留まった。

ATLASBX

ATLASBXは韓国のメーカーである。聞いたことはなかったが、韓国のGSユアサみたいなメーカーで、バッテリー専業メーカーとしてスタートして数十年の歴史を持つ老舗である。1977年に激安タイヤのHankook(ハンコック)の子会社になっていて、ネットの巷でも「普通」という製品評価だった。

ATLASBXの90D26Lには「MF90D26L」という規格にドンピシャな製品があった。楽天で送料込みで9,500円だった。ほう、安い。デフレ末期のcaos liteと同じくらいである。

文在寅政権時なら政治的に選択肢から外れたが、尹錫悦政権なら良いかと思った。たまにK-POPも聞いているし。

バッテリーは楽天で注文して直ぐに届いた。製品保証は「24ヵ月または4万km」と記載がある。各社、製品番号には規格の前に好き勝手な文字を振っている。ATLASBXのこのシリーズは「MF」で、「Maintenance Free」の頭文字を取っていたことが箱を見て分かった。少し安直過ぎて心配になる。

箱を開けると、何か微妙に白い粉が吹いていた。どうせ汚れるものなので、ケンチャナである。

<在庫有>ATLASBX アトラスバッテリーお買い得のATLASAT MF 90D26L主な互換品番:48D26L/55D26L/65D26L/75D26L/80D26L/85D26L/90D26L

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バッテリーの交換作業

バッテリーの交換作業にはレンチの他に、もう1つアイテムが必要になる。

新旧バッテリーの交換時は物理的に電源ケーブルを抜き差しするので、カーナビなどの車の電気計装関係への給電が止まる。交換時の数分間だけバッテリーの代わりに給電させるアイテムである。これをやらないと、カーナビの設定や一部の車載コンピューターの設定がリセットされると言われる。

私はエーモンのメモリーバックアップという製品を使っている。数年に1回しか使わないので、毎回どこに行ったか家中を探し回っている。他にはカーメイトも同じ様な製品を出している。

単純な製品で、1.5Vの単3電池を8本直列でつないで12Vの電圧を供給できるようになっている。充電電池は1.2Vなので使えない。1.2Vの充電電池を10本つなぐバージョンの製品を出して欲しい。

4年間頑張った交換前のバッテリーである。まずは固定用のステーをレンチで外す。

電源端子にエーモンの端子をつなぎ、バッテリーから電源端子を外す。赤がプラスで黒がマイナスなので、同じ色の端子同士をつなげば良い。

今年はここでプラスの電源端子からエーモンの端子が外れてしまうアクシデントがあった。約3秒間外れてしまっていたが、カーナビ等の動作に影響はなかった。いい加減なものである。

新しいATLASBXのバッテリーを格納し、電源端子とステーを元通りにする。忘れずにエンジンがかかるか確認して問題なければ作業完了である。簡単DIYである。

白い粉を吹いていたATLASBXのバッテリーが、古いエンジンルームに馴染んでいて良い感じである。

取り外した古いcaos liteのバッテリーである。製品保証が「36ヵ月または8万km」のところを4年7ヵ月と48,590km使っていた。充分頑張ってくれた。

ATLASBXのその後

ATLANBXのバッテリーに交換後、約1年が経過した。使用は全く問題ない。2025年の冬はしっかり寒かったが、エンジンのかかりが悪くなるようなことはなかった。次回交換時もATLASBXで良いと思っている。

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