神戸観光なし園
場所: 兵庫県神戸市西区
作成日: 2012年9月23日
更新日: (なし)
カップル向き | タイプ | ファミリー向き | ||
混雑 | 混雑度 | 閑散 | ||
人工 | 自然度 | 自然 | ||
不便 | 利便性 | 便利 | ||
悪い | アクセス性 | 良い |
駐車場情報
なし園近くの未舗装の空き地が駐車場になっています。 「なし狩り 駐車場」と表示があるところに駐車すれば大丈夫です。 駐車場からなし園までは徒歩2分ほどです。
規模 | 中規模 |
空き具合:平日 | 空いています。 |
空き具合:休日 | 空いています。 |
料金方式 | |
入庫可能時間 | 農園開園時間内(9時00分から17時00分) |
料金 | 無料 |
割引 | |
備考 |
ワンポイント・アドバイス
期間限定(8月下旬〜9月下旬)です。 予約は不要ですが、開園時期が1ヶ月程と短いので公式サイトで開園状況を確認しておきましょう。 果物ナイフとフォークを持参すると剥いたり食べたりするのが楽になります。 なし剥き係の人用に濡れタオル(おしぼり)があると良いです。 果汁で手がべたつくのですが、ウェットティッシュでは間に合わないです。 あと、口直しにポテチなどの塩味系のお菓子を持って行っておくと、なしを飽きずに食べられます。
紹介
googleストリート・ビュー画面は国道175号線を三木方面に向かって北上してきたところです。 神出ぶどう園を通り過ぎた後、更に1kmほど北上するとキグナス石油(ガソリンスタンド)があります。 そこを右折です。 右折する交差点をよく見れば「なし狩り 右折」と小さな看板があります(少し分かり難いです)。 「小林」の交差点まで行ってしまうと行き過ぎなので気を付けてください。
交差点を曲がってから少し進むと「カウボーイ★カレー」の店が見えてきます。 この店が見えてくると進むべき道は正解です。 凄く興味をそそる店なのですが、なし狩りを前に満腹になることはできず、なし狩りの後の満腹状態で寄ることもできずです。 近くにあれば行ってみたいネーミングと佇まいなだけに残念です。
近くの神出ぶどう園と同じ無舗装の駐車場です。 これが神出流です。 画像の左側にもう少しスペースがありますが広さはそこそこです。 前後の車間をかなりゆったり取って止めているので、もっと頑張って詰めればあと1.5倍は駐車できそうでした。
駐車場の端から見渡したところです。 右側に広がっているのがなし園です。 真ん中の道を進むと直ぐに受付があります。
ちなみに、園の大抵の看板・立て札では「梨」ではなく「なし」と書いてあるので、このサイトでも「なし」で統一しておきます。 りんご(林檎)、イチゴ(苺)、ぶどう(葡萄)を始め、最近の果物は漢字で表記しないことが多いような気がします。
受付です。 ここで入園料を支払い、入園チケットを受け取ります。 大人1,000円(中学生以上)、小人700円(4才以上)です。 2号園もしくは3号園への割り当ては一方的に行われます。 私が行った時はどちらも開園していました。 こちらの看板ではがっつり「梨」と書いてありました。
3号園の入り口です。 私は2号園に割り当てられたのですが、3号園のなしの方が良く熟れているように見えました。 隣の芝生ならず、隣のなし園は良く見えるという心情です。 看板には「農薬の使用量を減らす工夫をしている」と書いてあります。 こういうなし狩りというスタイルだといちいちなしを洗えないので、減農薬の取り組みは嬉しいです。
3号園を過ぎて奥へ進むと2号園があります。 公式サイトを見ると、2号園と3号園は親子か兄弟で運営されているようです。 素人目には2号園と3号園のなしの木の樹齢は変わらないように見えましたが、数字から考えると2号園の方が古いのでしょう(1号園はどこへ行ったのでしょうか?)。
2号園の前にトイレが設置されています。 小綺麗にされていました。
画像には車が写っていますが、ここにはできるだけ駐車しないで欲しいという話でした。 「空いていれば良いですが・・・」とも言っていましたが、手前の道を人が行き来しているので安全面からの配慮のようでした。
2号園の入り口前です。 ここに売店があって、持ち帰り用のなしの計量や発送手続きをやってくれます。 自販機はここにしかありませんでした。 飲み物が必要ならここで買うか、行きしなの国道175号線沿いのコンビニで買っておきましょう。 もちろん、持ち込み可能です。
いよいよなし園です。 入り口にて受付で貰ったチケットを渡します。
看板に「バッグ紙袋クーラー等の持ち込み禁止」と書いてあるものの、持ち込んでいる人は沢山いました。 持ち込んでいる人は「帰りの中身確認にご協力お願いします」と声を掛けられていました。 クーラーに氷を入れて持って行き、なしを冷やしながら食べた方がおいしいです。 ただ、ぶどう狩りの時は冷やした方が絶対おいしいと感じましたが、なしは常温でも十分おいしかったです。
なし園です。 ゴザを借りられるので、そこに座ってまったりしながら楽しむのが神出流です。 画像に写っているグループのようにビニールシートを持って行けばゆったりできます。 意外だったのが若いカップルが多かったことです。 家族連ればかりかと思っていましたが、思いの外カップル率が高かったです。
なしです。 見ての通り、ボコボコ生っていました。 これが自然の姿なのでしょう。
品種は豊水と書いてあったはずです。 入る時に受けた説明では「全体がオレンジ色になっているものが熟して甘い」ということでした。 行ったのが午後だったということもあってか、全体がオレンジ色というものは手にできませんでした(半分オレンジ色は沢山ありました)。
行くまでは「なしはどうやって食べるんやろう?」と思っていました。 こういうやり方でした。 入り口でプラスチックの皿とナイフを貰えるので、それを使ってなしを剥くのでした。
なしは柔らかいのでプラスチックのナイフでも剥くことはできます。 でも、金属のナイフの方が圧倒的に剥き易いでしょうから、大人数で行く場合は持って行くと剥き剥き係の労働生産性が上がります。 ナイフを持って行くならついでにまな板と新聞紙も持って行きましょう。
それと、なしは糖度が高いためか果汁が手に付くととてもベタベタしました。 特に剥き剥き係の人は手がベタベタになるので、濡れタオルがあるとスッキリできます。 なし園には水道があるのでそれ用のタオルだけ持って行けば濡らして使えます。
食した後です。 これで大玉のなし7個分です。 大人1人、小人1人(4歳)で7個を食べました。 頑張ればあと2個は食べられましたが、無理はしませんでした。
気になる味は甘くておいしかったです! どのなしもスーパーに並んでいるなしと同等の甘さでした。 スーパーのなし以上ではありませんでしたが、それ以下でもありませんでした。
甘さが同等でこの大きさならスーパーでは2個398円というところでしょう。 その見立てで計算すると、7個で1,393円です。 大人1人(1,000円)と小人1人(700円)なので、なしのことだけ考えると少し赤字です。 でも、なし狩りというエンターテイメント料を加えると経済的には十分満足できるものでした。
お土産用に狩ったなしを持って帰りました。 なし園の入り口に緑のカゴやビニールが置いてあり、それに入れて売店で計量して貰います。 6個で1,300円でした。
感覚的には少し割高ですが、それでもいい感じでした。 見た目がそれっぽくて良いというのと、「神戸 梨」と書かれたラベルがなかなかでした(写っていませんが)。 ラベルには「神戸特産」とも書かれていて、「えっ!?初耳ですけど!?」というギャップも良かったです。
地図
神戸観光なし園の地図です。 神出ぶどう園と同じくgoogleマップには表示がありません。 位置は神出病院の少し南側です。 だいたいのところまで行くことができれば、後は看板を頼りに辿り着けるでしょう。
公式サイト
種別 | 公式 |
サイト名 | 神戸市観光園芸協会(なし狩り) |
運営者 | 神戸市観光園芸協会 |
URL | http://www.kobe-kanko-engei.jp/ |
補足 | 開園状況を確認できます。 |
あとがき
「秋の味覚」のなしですが、今の季節感では「残暑の味覚」です。 開園は9月下旬までなので秋になると閉園してしまいます。 思い付きで行ったものの期待以上になしが甘くて大満足でした。 フルーツ・パラダイス神出の素晴らしさを再確認しました。
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2012年9月23日 | 新規作成 |