芦屋市総合公園

橋を渡ったところがちょうど阪神高速の真下になります。 北側の駐車場はこの阪神高速の高架下にあります。 こちらの駐車場はグラウンドに近いため、日曜日の午前中は少し混むことがあります。 というのも、日曜日の午前中はグラウンドで小学生向けのサッカー教室やラグビー教室が行われており、その子供達の送り迎えの車が駐車しています。 もし、北側の駐車場が混んでいて入れなかったら、南側の駐車場に回ってみてください。

北側の駐車場です。 向こう側には六甲山系の山々が見えています。 ちょうど見えなくなっていますが、山側の方へ木立を超えて進んだところにキャナルパーク（水路）があります。

大きなコンクリートの柱は阪神高速のものです。 その柱の後ろに少しだけ見えているのがテニス・コートです。 小さい方のコートは平日500円/時間、休日600円/時間で使用することができます。

この水路がキャナルパークです。 キャナルは「運河（canal）」という意味ですが、正式には芦屋港の一部になるのだそうです。 ここは毎年夏場に行われるドラゴンボートレース大会（ASHIYA-CUP）の会場となっています。 2007年開催の第61回の国体ではカヌー競技の会場としても使われているので、ただの水路ではなく当初よりボート競技のために造られた水路なのかも知れません。 流れている水は海水なので、辺りは磯の香りがします。 なんとなしに座ってボォーとしていても飽きない場所です。

公園に戻ってグラウンドを見たところです。 水色の高架は阪神高速5号湾岸線です。 土・日はここで小学生がスポーツに励んでいます。 このグラウンドは全面天然芝なのですが、自由解放はされていません。 立ち入るにはテニス・コートと同じく管理事務所に有料にて利用を申請する必要があります。 ただ、年に数回だけ自由開放されるイベントがあるようです。

左の画像は公園の管理事務所です。 クラブハウスも兼ねていて、スポーツをする人のためのシャワーや更衣室を備えています。 ただし、シャワーや更衣室を使えるのはグランドなどを利用した人だけです。 また、トイレと自販機もこの建物の中にあり、こちらは誰でも利用することができます。 ロビーには椅子とテーブルが置いてあるので、この建物内でくつろぐこともできます。

管理事務所を通り過ぎて、南側に向かっているところです。 写っているのは全て桜の木です。 咲いていないのが残念です。 これだけの数の木が密集しているので、春になったらさぞかし綺麗なことでしょう（私はどうしてか夏と秋と冬にしか行ったことがありません）。 ところどころにベンチがありますが、ビニール・シートを持ってきて寝転んでも気持ちが良いです。

もう少し進んで行くと遊具が置いてある広場に出ます。 誰も写っていないのはたまたまで、普段は子供達で一杯です。 遊具に大きなものはありませんが、種類は一通り揃っています。 それにしても、他の公園と比べて遊具がおしゃれです。 新しい公園だからでしょうか、それもと芦屋だからでしょうか。

公園内には小さな人工の川もあります。 夏の暑い時期はここで子供達を遊ばせても良いでしょう。 画像は公園の西側を見渡しているところです。 このように敷地が広いので、（お決まりの）フリスビーやバトミントンを持って行って遊ぶと楽しいです。 また、画像では切れてしまって見えませんが、もう少し右側へ行ったところにビオトープ池があります。 運が良ければ鳥を間近で見ることができます。

さらに海側へ行くと、南側の駐車場があります。 ここは2ヶ所ある南側の駐車場の1つで、潮芦屋西駐車場と呼ばれます。 もう直ぐそこに潮芦屋ビーチとバーベキュー広場があります。 ビーチやバーベキュー目的で公園に行く方は、こちらの駐車場を使うのが便利です。

こちらはバーベキュー広場です。 備え付けのグリルがないので、バーベキュー用のグリルを持ち込む必要があります。 なお、バーベキュー広場の利用は有料です。 といっても、5名で500円、10名で1,000円とリーズナブルな設定なので安心です。 こちらも利用する場合は管理事務所に申し込みます。

それと、桜のように見えるのは杏（あんず）の木で、数本植わっています。 杏仁豆腐やアプリコット・ジャムの杏ですが、木を見るのは珍しいですね。 杏の花の方が桜より少し大ぶりで、開花時期が早いです。

バーベキュー広場の端にある自販機併設のトイレです。 トイレはよく管理されていて清潔なので安心して使用することができます。

公園内のトイレはここ以外のものと合わせて6ヶ所設置されています。 芦屋市総合公園自体が新しいということがあってか、全体的に設備が綺麗で充実しています。 設計が現代に合わせて良く考えられているように感じます。 要所要所にトイレや手洗い場が設けてあるので、子供を連れていても楽に遊ぶことが出来るのが嬉しいです。

いよいよ公園の南端に位置する潮芦屋ビーチです。 とても綺麗な砂浜で、瀬戸内海を一望できます。 ただし、海水浴は禁止されているので注意してください（足をつける程度の水遊びは構いません）。 ビーチバレーのコートを使う場合は有料となります。

ここのもう1つの楽しみ方が夕日です。 通常の時間帯はファミリー向けですが、夕日の時間帯だけはカップルにもお勧めします。 夕焼け色に染まった瀬戸内海を眺めることが出来ます。 なお、この潮芦屋と呼ばれる一帯は埋め立て地で、この潮芦屋ビーチも人工砂浜です。