再度公園

画像は奥再度ドライブウェイです。 徒歩で向かっている人が沢山います。 六甲山は関西のハイキングのメッカですが、再度公園もハイキング・コースの一つなのかハイカーの方が大勢います。 くれぐれもハイカーの方とぶつかってしまわないように気を付けて運転してください。 六甲山ではハイカーと野生動物が優先です。

奥再度ドライブウェイを進んで行くと、再度公園の駐車場に到着します。 画像には写っていませんが、有人の守衛室で料金を支払います。 土・日・祝日だけ料金がかかります。 余談ですが、再度公園には駐車場に止まっている車の数以上に人がいるような感じがします。 恐らく、半分近くの人はハイキング（徒歩）でやってきているのではないでしょうか。

駐車場から少し歩いたところにトイレがあります。 公園の中心地にもトイレはありますが、こちらの方が綺麗です。 気になる方はこちらのトイレで済ましておきましょう。

再度公園の中心地までは遊歩道を歩いて行きます。 背の高い木の合間を歩いていくので、紅葉期は色付いた木々の葉が赤い屋根のようになって大変綺麗です。 5分程歩くことになりますが、人がたくさん歩いているので迷うことはないでしょう。

途中、売店や軽食屋さんがあります。 ジュースやお菓子はこの売店で買えます。おでんやたこ焼きなどのがっつりメニューもあります。 また、中心地の近くにもログハウス風の建物があり、そこでも飲み物と食べ物を売っています。

売店ではビールを売っていますが、ドライバーの皆さんはもちろん飲酒厳禁です。 再度公園での飲酒は汗をかいて歩いてきたハイカーの皆さんの特権です。

もう少し歩くと池の前にある広場に出ます。 この池は修法ケ原池で、ここが再度公園の中心地です。 修法ケ原池を含んだこの周辺一帯を指して再度公園と呼ばれています。

画像の立て札にある通り、再度公園は国指定の名勝（景観に価値があると認められた土地）です。 なんと、神戸市にはこの名勝は2つしかなく、その内の1つが再度公園です。 なお、再度公園は瀬戸内国立公園の一部でもあり、それだけ自然が保たれた場所となっています。

右の画像は修法ケ原池を見たところです。 そのままですが、水面が鏡のようです。 画像では水面が少し波打ってしまっていますが、じっくり待てば本当に鏡になってしまったかのような瞬間を見ることができます。 風景カレンダーでしか見られないような景色を直に見ることができるというのは、大変贅沢なことです。 人工的な景観とはまた違った迫力があります。 また、この修法ケ原池の周りには遊歩道が造られているので、池をぐるっと歩いて回ることもできます。

池の周りにはハイカーの他、ピクニックに来ている家族連れも多くいます。 こんな景色を見ながら持ってきたお弁当を食べると、とても気持ちが良いことでしょう。 なお、バーベキューは禁止になっています。

最後の画像はおまけです。 修法ケ原池で釣りをしている人がいました。 一体どんな魚が釣れるのでしょうか。 それと、真ん中に写っているのは貸しボート用の桟橋です。 以前は貸しボートをやっていたようですが、現在は無期限営業停止中となっています。 カップル（見かけませんが）や子供さんには悪いのですが、私のような風景写真が好きな人間からすると、貸しボートがいない方が水面を荒らされないので嬉しいです。