御前浜公園
場所: 兵庫県西宮市
作成日: 2011年3月10日
更新日: (なし)
カップル向き | タイプ | ファミリー向き | ||
混雑 | 混雑度 | 閑散 | ||
人工 | 自然度 | 自然 | ||
不便 | 利便性 | 便利 | ||
悪い | アクセス性 | 良い |
駐車場情報
浜の手前に駐車場があります。閉まる時間が早めなので気を付けてください。
規模 | 中規模 |
空き具合:平日 | 空いています。 |
空き具合:休日 | 空いています。 |
料金方式 | 定額制 |
入庫可能時間 | 8時00分から18時00分(ただし、7月〜9月末は8時00分から20時00分) |
料金 | 500円/1回 |
割引 | なし |
備考 |
ワンポイント・アドバイス
周辺には何もない浜辺なので、必要なら飲食物を買って持って行くのが良いです(ゴミは持ち帰りましょう)。
紹介
googleストリート・ビュー画面は西宮の臨港線を西向きに走っているところです。 この前浜町の交差点を右折し、堤防沿いにひたすら真っ直ぐ進みます。 交差点は少しマニアックな場所にあるので、まず分からないと思います。 地図のセクションで場所を確認してください。
堤防沿いに南へ真っ直ぐ進むと画像の場所に行き当たります。 塀のように見えるのは可動式の堤防で、洪水時は開口部が閉じらる仕組みになっています。 芦屋や西宮のこの辺りなど、南部にあって海に近いところでは同じような可動式の堤防を見かけます。 駐車場はこの開口部を通ってすぐのところにあります。
駐車場はワンコインの定額制です。 駐車場情報セクションのところにも書きましたが、閉まる時間が早めなので気を付けてください。
駐車場は比較的に広い方です。 基本的に空いている駐車場ですが、定額制なのであまり車の出入りは激しくないです。 そのため、一度満車になってしまうと、なかなか入れなくなってしまうかも知れません。
駐車場を出て浜側に出ると、御前浜橋が見えてきます。 この御前浜橋は吊り上げ橋(跳ね橋)で、橋桁が真ん中から割れて左右に持ち上がる構造になっています。 橋桁が持ち上げられる時はサイレンが鳴ったはずなので、近くにいて音に気が付けば開くところを見ることができるでしょう。
浜の入り口にあるベンチから見渡したところです。 対岸に見えているのは芦屋の高浜町団地、通称、芦屋浜シーサイドタウンです。 車でこの辺りを走っていると、「えっ!?」という感じで目に入ってくる建物です。 近未来的な外観をしていますが竣工は1979年です。 30年以上前のデザインとは思えないですし、全体の規模が大きいのでそこだけ別世界のように見えます。
ちなみに、この芦屋浜シーサイドタウンを設計したのは、N.Y.のワールド・トレード・センター(9.11で倒壊)を設計した日系2世の建築家、ミノル・ヤマサキさんなんだそうです。 評価は色々でしょうが、歴史的な建物を造った建築家の建築物というものは、やっぱり他より際立って見えるものですね。
浜ではマリン・スポーツを楽しんでいる人がいます。 画像ではカヤックを漕いでいる人とウェイクボードをしている人が映っています。 他には定番のジェットスキーをぶっ飛ばしている人もよく見かけます。
砂浜はこのような感じです。 画像が春先のものなので海らしい感じがしませんが、ちゃんとした砂浜です。 砂質は粗い感じのよくある砂浜の砂で、掃除がしっかりされているので浜全体が綺麗です。 それと、画像には写っていませんが、ジョギングをしている人が多いです。 浜がジョギングのコースになっているようです。
トイレです。 女性用トイレもあります。 古いトイレですが、綺麗に掃除された使えるトイレです。 隣の物置のペイントが不安を煽りますが、昼間であればおかしな雰囲気がする場所ではないので大丈夫です。
浜の片隅にポツンとある白い物体は西宮砲台です。 これだけぽつんとあると異様に見えてしまいます。 しかし、西宮砲台は国指定の立派な史跡(歴史上価値があると認められた遺跡・文化財)です。 幕末の1866年に完成したとされる砲台で、当時の黒船騒ぎから海防のために造られました。
アップにしたところです。 白いボディに砲眼が開けられています。 近代風に言えばトーチカというところでしょうか。高さがあるところがトーチカと違っているところです。
さて、この砲台はあの勝海舟によって造られたそうです。 勝海舟と言えば神戸の海軍操練所というイメージがありますが、この辺りとも縁があるのですね。 また、同じ時期に同じ目的で造られた砲台として、和田岬砲台と舞子砲台があります。 結局、どれも実戦で使われないまま明治維新を迎えたそうです。
地図
御前浜公園の地図です。
公式サイト
種別 | 準公式 |
サイト名 | 海辺のひろっぱ |
運営者 | 兵庫県阪神南県民局 |
URL | http://www.omaehama.org/ |
補足 | なし |
あとがき
隠れた癒しスポットの御前浜公園です。 一人でシートを敷いて寝転がって本を読むという楽しみ方もお勧めです。 画像を撮影したのが花粉と黄砂が飛び交う春先だったので、全体的に暗いイメージの写りになってしまっています。 しかし、実際はのどかな時間が流れる良い場所です。 何より、浜全体が綺麗に整備されているので気持ち良く過ごすことができます。 それは公式サイトで紹介している「チーム御前浜・香櫨園浜」を始めとするとする皆さんの活動のお陰のようです。 綺麗な浜を守っていくためにも、持って来たゴミを持ち帰るなど、マナー良く利用しましょう(ここだけの話ではないですね)。
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2011年3月11日 | 新規作成 |