ポートアイランド北公園
場所: 兵庫県神戸市中央区
作成日: 2011年10月19日
更新日: (なし)
カップル向き | タイプ | ファミリー向き | ||
混雑 | 混雑度 | 閑散 | ||
人工 | 自然度 | 自然 | ||
不便 | 利便性 | 便利 | ||
悪い | アクセス性 | 良い |
駐車場情報
駐車場が大きくないので、一時的に満車になってしまうことがあります。 そのような場合でも少し待てば大丈夫です。 釣り目当ての人でなければ長居はしないので、車の出入りはあります。
規模 | 中規模 |
空き具合:平日 | 空いています。 |
空き具合:休日 | 土曜の夜は混みます。 |
料金方式 | 時間制(コインパーキング) |
入庫可能時間 | 24時間 |
料金 | 150円/1時間 |
割引 | なし |
備考 |
ワンポイント・アドバイス
晴れた日を選んでカメラを持って出かけて欲しいです。 青い空と神戸大橋をバックにすれば、一生モノの一枚を撮れるはずです。
紹介
googleストリート・ビュー画面は神戸大橋を三宮側から南向きに走って来たところです。 ポートアイランド北公園はちょうどこの真下のあたりにあります。 この先の交差点は左折・直進・右折になっています。 左折か右折であればどちらでも構いません。 左折か右折後、もう90度曲がって北向きに少し進めばポートアイランド北公園です。 駐車場の位置が分かり難いのですが、神戸大橋の真下という感覚で探せば見つけられるでしょう。
駐車場は神戸大橋の真下になります。 「裄下制限3.0M」と書かれている建造物がまさにその神戸大橋です。 ここに至るまでが分かり難いので、少しグルグルするかも知れません。
駐車場の入り口ゲートです。 画像の真ん中に赤く見えているのが神戸大橋のアーチ部分です。 駐車場を抜けて真っ直ぐ進めば中央の広場、左手の階段を上がれば噴水のある広場です。
神戸大橋前の広場に出て来たところです。 青い空、緑の木と芝生、白・茶・こげ茶のキジ三毛色のレンガ敷きに映える真っ赤な神戸大橋、本当に最高の眺望です。 上下2層になった形はダブルデッキと呼ばれ、神戸大橋はダブルデッキアーチ型の日本初の橋だったそうです。
1つ前の画像とは別の日に撮った神戸大橋です。 後ろには六甲山系の山々が見えています。 夜にはここからもいかりマークや神戸市のマークを観ることができます。 橋の下にタグボートが写っていますが、結構な頻度で中・小型船が通り過ぎます。
左下の定礎石には昭和43年(1968年)10月9日と書かれています。 竣工が昭和45年(1970年)なので、2年をかけて造られたということになります。 1995年の阪神・淡路大震災の時には通行止めになったことを憶えていますが、それを乗り越え、完成から40年が経っていることになります。
広場にはボードワン領事像なる銅像があります。 なんと、この銅像は間違いのために30年以上も東京の上野公園にあったものだというのです。 このボードワンさんは神戸の初代オランダ領事、兄のアントニウスさんは明治期に日本医学の発展に貢献した医師でした。 上野公園は兄の意見を元に造られたという経緯があり、オランダ政府が上野公園に銅像を寄贈しました。 しかし、その上野公園の銅像は間違って弟の顔で作ってしまっていたというのです。 2005年にそれが発覚して上野公園では兄弟が入れ替わり、2009年に神戸と縁のある弟のボードワンさんがやって来たという話です。
画像は海側に進んで広場を眺めたところです。 大きな広場ですが、いつも綺麗に掃除されています。 かなり小さくてほとんど見えませんが、画像の撮影時は神戸大橋の橋台のところで小中学生の女子数十名がバトンの練習をしていました。 他には楽器の練習をしている人もいました。 右側に見える白い建物はみなと異人館です。
もっと海側に進むと、タグボートを係留している岸壁があります。 ここは開放されて立ち入ることができ、人気の釣り場となっています。 実は、ポートアイランド北公園に来るほとんどの人は釣り目当てなのです。 季節にもよるのですが、夜釣りを楽しんでいる人もいるので夜遅くなっても人影があって安心感があります。
画像は公園内にある「みなと異人館」です。 元々は1906年に北野で建てられた洋館が移築されたものです。 100年前のデザインということになりますが、神戸大橋との愛称は抜群です。 今は閉館となって中に入ることができないので塀の外から眺めるだけとなります。
係留場から離れて噴水のある広場から神戸大橋とみなと異人館を見たところです。 とても良いコンビネーションで、北野よりも神戸らしい雰囲気がします。 夜になると、このみなと異人館は神戸大橋と一緒にライトアップされます。
噴水のある広場です。 残念ながら撮影時は水が止まっていました。 イルカも水もちょっと汚れていますが良しとしましょう。 画像の右上にはポートライナーが写っています。 このポートライナーが通っているところはポートピア大橋と言って別の橋ということになっています。 神戸大橋は1本の橋のようで都合3本(3面)の道路から構成されています。 神戸大橋として上下に2本、それに密着・平行してポートピア大橋として1本です。 意外とややこしいです。
噴水の広場の橋にトイレがあります。 よく管理された綺麗なトイレなので気持ち良く使えます。 公園内にはもう1箇所トイレがありましたが、後述する工事によりなくなっています。
さて、画像は神戸大橋の裏側、噴水の広場から橋を挟んで反対側を写したものです。 こちらにも船を係留する岸壁があります。 橋の下に見える白い壁が工事中の場所です。 ここに兵庫県警水上警察署が移転してきます。 どんな建物になるのか楽しみです。 是非とも神戸大橋と似合うものにして欲しいです。 ポートアイランド北公園周辺は路上駐車が多いのですが、さすがに水上消防署ができると路上駐車はなくなるでしょう。
こちらの岸壁には神戸市消防局の消防艇が係留されています。 手前の白い艇がたちばな、奥の赤い艇がくすのきです。 いつ見ても綺麗に磨かれていて格好良いです。 年初にある神戸市消防局の出初め式でこの2艇の放水を見ることができます。
その消防艇を管轄する水上消防署です。 画像の左側が岸壁という位置関係で、ポートアイランド北公園の隣にあります。 従って、新しく水上警察署ができると消防署と警察署が向かい合う格好になります。 そうしておいた方が災害時などにスムーズな連携ができて良いのでしょうね。 なお、この建物の面は裏手で、表にはちゃんと消防車が並んでいます。
最後はライトアップされた神戸大橋です。 昼間とはまた違った迫力と美しさがあります。 ポートアイランド北公園の夜景は本当に最高です。 神戸大橋だけでもお腹いっぱいのところを、対岸にはメリケンパークとMOZAICの夜景もあります。 更には摩耶山のいかりと神戸市のマークも見ることができます。 静かで、とても贅沢な大人の場所という感じがします。 ただし、海風が強くて春秋でも寒い時があるので、それほど長居はできません。 冬場に行く際はしっかり厚着しておかないと5分も居られないので気を付けてください。
地図
ポートアイランド北公園の地図です。
公式サイト
種別 | 公式 |
サイト名 | 港の緑地(公園) ポートアイランド地区(神戸市ホームページ) |
運営者 | 神戸市 |
URL | http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/harbor/kankou/park/park-2.html |
補足 |
あとがき
私の中では一、二を争うくらいとてもお気に入りの北公園です。 何のきっかけでレパートリーに入ったのかは忘れてしまいました。 デートにはもってこいの場所で、少しの時間余りでピュっと行って幸せな気分になることができます。 いつも行く度にどこかしらの工事をしている公園だったのですが、水上警察署の移転工事とは驚きました。 本文にも書きましたが、これからどんな雰囲気になっていくのか楽しみです。
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2011年10月19日 | 新規作成 |