メリケンパーク
場所: 兵庫県神戸市中央区
作成日: 2011年1月10日
更新日: (なし)
カップル向き | タイプ | ファミリー向き | ||
混雑 | 混雑度 | 閑散 | ||
人工 | 自然度 | 自然 | ||
不便 | 利便性 | 便利 | ||
悪い | アクセス性 | 良い |
駐車場情報
周辺に複数のコイン・パーキングが散在する形になっています。 少し遠くなりますが、ホテルオークラの北側まで行くと神戸市立の大きな駐車場があります。
規模 | 中規模 |
空き具合:平日 | だいたい空いています。 |
空き具合:休日 | 昼から夜にかけて混みます。 |
料金方式 | 時間制(コイン・パーキング) |
入庫可能時間 | 24時間 |
料金 | 200円/30分 |
割引 | なし |
備考 |
ワンポイント・アドバイス
土日は昼頃から駐車場が混んできます。ですので、土日の昼間に遊びに行くなら10時頃には駐車場に入ってしまうのが良いです。
紹介
googleストリート・ビュー画面で真っ直ぐ南へ進んでいくと、右手に神戸タワーが見えてきます。この道の両側にコイン・パーキングがあります。
この道はオリエンタルホテルまで続いており、ホテルの目の前でUターンする形になっています。 オリエンタルホテルの駐車場にもこの道から入っていくので、車でホテルへ行きたい場合もこの道を進んで行くことになります。
このオリエンタルホテルの正式名称は「神戸メリケンパーク オリエンタルホテル」で、頭に神戸とメリケンパークが付いています。 現在、神戸にはオリエンタルの名前が付いたホテルが3つありますが、全て別々の経営になっています。
正反対となるオリエンタルホテル側から見た画像です。 こちらからもコイン・パーキングが道の両側にあるのが見えます。
画像の中心に写っている神戸ポートタワーは改修工事中(2009年11月から2010年3月末)の時のものです。 改修で電飾がLEDとなり、夜の色味が青い人工色をベースとした現代風になりました。 改修前の色味も温かくて良かったのですが、見慣れるとLEDの電飾も未来的で良いものです。
画像の駐車場はオリエンタルホテルに一番近い(一番奥)コイン・パーキングです。 平日の昼間はこのようにガラガラですが、休日や夜景が綺麗な時間帯になると混んできます。
この一番奥のコイン・パーキングはメリケンパークに一番近く、駐車スペースも十分あって車を止めやすいのでお勧めです。
画像の左側に写っているのはオルタンシアの鐘というモニュメントです。 碑文には1989年の第1回神戸ファッションフェスティバルの開催を記念して設置されたと書いてあります。 今では神戸コレクションが有名ですが、昔は毎年ファッションフェスティバルが行われていたそうです。
オルタシアの鐘の傍には神戸華僑総会によって建てられた石碑があります。 石碑には「日中両国人民子々孫々友好を築こう」とメッセージが刻まれています。 シンプルですが想いが伝わってくる良い文句です。
オルタシアの鐘の右側にあるのは船はサンタ・マリア号のレプリカです。 サンタ・マリア号はコロンブスがアメリカ大陸を発見した時の船団で旗艦を務めたという由緒ある船です。 しかし、遠目には海賊船のようにしか見えません。
コロンブスはスペイン王女の援助によりアメリカ大陸を発見したと言われています。 このサンタ・マリア号はスペインで造られ、バルセロナの港からはるばる海を渡って神戸に来た船をそのまま展示しているのだそうです。 そのスペインのバルセロナと神戸は1993年から姉妹都市になっています。
さて、画像はメリケンパークの中心部から北側を眺めたものです。 手前にあるのは神戸からブラジルへ渡った移民の皆さんの記念碑です。 奥に見えるのがホテルオークラ神戸と神戸海洋博物館です。
ホテルオークラ神戸は神戸で一番格式が高いホテルとされています。 藤原紀香さんと神内智則さんが披露宴を挙げたホテルとしても有名ですね。
海洋博物館は船舶や海運に関する博物館です。 外観からモニュメントのように見えますが、下側には建物があり、その館内で神戸港の歴史などを紹介しています。 建物の2Fにはお洒落なレストランもあります。
また、海洋博物館は「カワサキワールド」という川崎重工業(川重)の展示施設も兼ねています。 川重は神戸を代表する企業の一つですが、カワサキワールドにはその川重の歴史や製品、技術を解説する展示物があります。 画像の船はその展示物の一つの「疾風」で、野外展示物として海洋博物館の隣に展示されています。 疾風は川重が参加した国の高速船建造プロジェクトの実験船として建造されたものです。
一方、ホテルオークラ神戸とは反対方向の南側を向くと、岸壁から海が覗いています。 この海は神戸港の一部で、対岸に見えているのはポートアイランドです。 画像の左端に見える赤い橋が神戸大橋で、陸地とポートアイランドを結んでいます。 神戸大橋のポートアイランド側の麓にはポートアイランド北公園があります。
岸壁から少し西側に目を向けるとオリエンタルホテルの裏面が見えます。 裏面と言っても、建物は対称構造なのでモザイク側から見た表面と違いはありません。 このオリエンタルホテルの2階部分が中突堤旅客ターミナルとなっています。 海王丸や飛鳥などの大型船がオリエンタルホテルに横付けする格好になります。 私は大型船が寄港しているところを見たことがないのですが、それは凄い光景なんでしょうね。
最後の紹介は公園の東端にある石畳敷きの広場です。 子供がボール遊びをするのに十分な広さがあります。広場の奥に見えている三宮のビル群を眺めながらゆっくりするのも良いでしょう。
ちなみに、この広場は毎年1月の最初の日曜日に行われる神戸市消防局の出初め式の会場となります。 出初め式ではこの広場で消防車による放水や消防ヘリから消防隊員がロープで降下するというデモンストレーションが行われます。
地図
メリケンパークの地図です。
公式サイト
種別 | 公式 |
サイト名 | メリケンパーク(神戸市ホームページ) |
運営者 | 神戸市 |
URL | http://www.city.kobe.lg.jp/culture/map_08.html |
補足 | なし |
あとがき
メリケンパークを遠くから見た構図は神戸で一番有名なものです。 神戸タワー、ホテルオークラ、オリエンタルホテル、海洋博物館を並んで見渡す眺めのことです。 しかし、いざその場所にまで行ってみることは少ないのではないでしょうか? 実際に行ってみると、神戸のエッセンスが凝縮された非常に良い場所だと感じることが出来ます。 晴れた日にメリケンパークから間近に見る神戸タワーや神戸オリエンタルホテルはとても綺麗です。
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2011年1月10日 | 新規作成 |