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adidas TAKUMI renからenergy boostへ乗り換え

作成日: 2013年10月20日
更新日: (なし)

adidas TAKUMI renの引退

愛用したTAKUMI renの画像

1年半強履いたadidas TAKUMI renを引退させることにしました。 キッカケは小指が当たるアッパー部分に穴が空いたことです。 それとは別に「膝は消耗品だ」と書かれてあったネット記事を見てから、身の丈にあったシューズを履かないといけないと考えるようになっていました。 TAKUMI renはエリート・ランナーの練習用、一方の私はポニョポニョ・ヘタレ・ランナーなので、TAKUMI renは私の膝にはあまり優しくないと感じていました。

TAKUMI renの走行距離の画像

adidas miCoarchのデータによると、TAKUMI renの走行距離は630kmでした。 ヘタレ・ランナー相手に頑張ってくれました。 TAKUMI renは私が初めて買った本格的なランニング・シューズなので愛着があります。 引退した後は下駄箱の隅で隠居して貰うつもりです。

穴が空いたTAKUMI renの画像

穴が空いた部分です。 穴から見えているのは私の指です。 私の足は幅広です。 adidasのシューズは細身と言われますが、私の場合はadidasに限らずどの靴でもこの部分が駄目になってきます。

磨り減ったTAKUMI renの踵の画像1

靴裏の踵です。 外側が削れています。 このように外側が削れること自体は悪くはないそうですが、削れ方が左右で違うのはフォームが悪い証拠です。 右膝痛に半年ちょっと悩まされていたので、そのために左右のバランスが崩れてしまっていたのかも知れません。

磨り減ったTAKUMI renの踵の画像2

踵を後ろから見たところです。 630kmのほぼ全てはアスファルトの上を走っています。 削れたと言っても、ガッツリとまでは削れていません。 こう見るとまだまだ履けそうなので、もったいないことをしてしまいました。

でも、「膝は消耗品だ」を考えると、ヘタレ・ランナーがエリート・ランナー用の硬いシューズを履き続けるのは膝のために良くありません。 ネコの糞を踏んだことやヨレヨレになって側溝にはまりかけたことなど、このシューズと共にしたどうでも良い思い出ばかりが甦ってきます。

adidas energy boost

energy boostの靴箱の画像

TAKUMI renの後釜には同じadidasのenergy boostを選びました。 adidasのランニングシューズチャートで10kmを55分という私の実力と同じ位置にある身の丈にあったシューズです。 楽天のadidas Online Shopで14,700円でした。 靴箱の段階からブーストしているのが面白いです。

TAKUMI renに引導を渡したのは、実はこのシューズが気になっていたというのも理由の一つでした。 新素材によるクッション性がバツグンということで、膝に負担がかからないのではと目を付けていました。

energy boostの画像

カラーはまさかの蛍光ペン色です。 箱を開けた瞬間、蛍光ペンで線を引きまくった高校生の時分の日本史の教科書を思い出しました。 本当はプライムブルーS12かダークオニックスが欲しかったのですが、どこを探しても欲しいサイズが品切れでした。 直ぐに欲しかったので蛍光ペン色で妥協しました。

TAKUMI renとenergy boostの比較画像1

新旧の比較です。 TAKUMI renは28.0cmで少しきつかったので、energy boostはもう一回り大きい29.0cmにしました。 上から見ると足首周りの厚さがかなり違っていることが分かります。 TAKUMI renはペラペラです。 ただ、実際に履いてみると、踵のホールド感に極端な違いは感じませんでした。

TAKUMI renとenergy boostの比較画像2

もう1つはつま先の反り返り具合で、energy boostの方が反りがキツイです。 これは違いを感じました。 私は疲れてくると足が上がらなくなるようで、そのような時は靴裏のつま先近くを地面で擦ってしまうようになります。 擦った時は「ガッ!」という不必要な音がするので直ぐに分かります。

TAKUMI renでは擦った拍子に足がもつれて転んだことが二度あります。 それがenergy boostでは疲れても擦る頻度が減りました。 つま先の反りが強いので、引っかかり難いのでしょう。

さて、とても期待していたenergy boostのクッション性は「えっ!?この程度?」というのが正直な感想でした。 YouTubeで見たenergy boostのプロモーション動画では、有名人が「何だこれは?」「プニョプニョ」「フワフワ」、挙げ句の果てには「飛べそうです」とか言っちゃってます。 人生で初めて履いた靴がつま先に鉄板の入った安全靴で、二足目がenergy boostならそんな感想にもなるのでしょうけど・・・。

有名人の下りは「※個人の感想であり、商品の〜」ですし、ランニング・シューズを数足しか履いたことのないヘタレ・ランナーの私の感想もその類です。 私の率直な感想は「energy boostはそんなにブーストしまへん」です。 シューズ自体は良いランニング・シューズと思いますが、過度な期待はしない方が良いと思います。 ご参考まで。

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2013年10月20日 新規作成