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ダイキン製エアコン AN40MHP-Wが故障

作成日: 2013年8月14日
更新日: (なし)

U0異常

エアコンが壊れました。 ちょうど高知県四万十市が最高気温の41.0度に達しようかという時にです。 エアコンはダイキン HシリーズのAN40MHP-Wです。 購入から1年半しか経っていません。

症状は冷房運転中、勝手に電源が切れるというものです。 運転ランプが点滅したまま停止してしまいます。 止まってしまう頻度は1日1回くらいで、電源ケーブルを抜いて入れ直すと動いてくれます。 冷房も効くので、ぶっ壊れたというより調子が悪いという感じです。

AN40MHP-Wのリモコンの画像1

取説にエラーコードを確認できると書いてあったのでやってみました。 リモコンをエアコンに向けて「終了/取消」ボタンを5秒間長押しです。 出ました! 「U0異常」です。

AN40MHP-Wのリモコンの画像2

続いて「07A0」と表示されます。 取説には「U0」も「07A0」も載っていません。 Ultra、Ultimate、Unlimited、Unkokusai、Uが何を意味しているのか想像が膨らんでしまいます。

ネットで検索すると「U0異常」は「ガス漏れ」らしいことが分かりました。 ダイキンのサイトにエラーコード検索というページがありました。 そこで「U0」を検索すると、確かにガス漏れと関連しそうなそれらしきことが書いてあります。

内容
【U0】システムのエラーです。
システムの冷媒循環量不足により停止しています。

予想される原因
・冷媒系統の不具合(冷媒不足・詰まり)
・電子膨張弁の不具合
・圧縮機の不具合
・プリント基板の不具合
・閉鎖弁閉による不具合
・熱交換器の偏流での影響

ダイキンコンタクトセンター

壊れたエアコンはネットで購入していました。 どこにどう聞けば良いのかと思いながら取説をパラパラ見ていると「ダイキンコンタクトセンター」なるお客様窓口が書いてありました。 しかも営業時間が「24時間365日」と書いてあります。 スゲー!と感動したのですが、その日は寝ることにしました。

翌日、日中家に居るボスからダイキンコンタクトセンターに電話して貰いました。 窓口からは次のことを言われたそうです。

  • 「U0異常」なので冷媒ガス関連の故障のようだ。
  • 作業員が現地で調べないと分からないので作業員を手配する。
  • 作業員の出張費用が6,000円かかる。

盆前でしたが作業員の手配はスムーズで、翌日に来て頂けることになりました。 ただ、故障であろうとなかろうと出張費用として6,000円を支払う必要があるということでした。 仕方がありません。 近所の電気屋に頼んだらもっとかかりそうなものです。

修理

修理は1回では終わりませんでした。 1回目は作業員が1人で来て、応急処置として冷媒ガスを注入して終了となりました。 室内機(本体)の熱交換器からガスが漏れているという診断でした。 室内機の部品を交換するので、室内機を取り外す必要があるということです。 壊れたエアコンは2Fに設置していたものですが、室内機の取り外しと再設置のため、外からも作業をしなくてはならないという話です。 なんか、えらい大ごとです。

でも、故障は室内機の冷媒関係のことなので、保証対象、作業費用は無償ということでした。 本日の出張費用(6,000円)も要りませんという説明でした。 保証書には「保証期間 本体1年 冷媒系統5年」と書いてありました。 「冷媒系統5年」というのはこういうことだったのですね! そういうことなら大ごとでもないような気がしてきました。 ということで、2回目の修理日を決めて1回目は終了となりました。

AN40MHP-Wの画像

2回目の修理の日がやってきました。 四万十市で41.0度を記録した翌日、お盆期間中だったのですが作業して頂けました。 とても助かりました。

2回目は2名で来られました。 室内機の熱交換器を交換するということでしたが、パーツの入った大きな箱をいくつも持って来ていました。 室内機を全部交換するかのような勢いです。 画像は修理が始まる前のエアコンです。

AN40MHP-Wの取り外し直前の画像

まずは外装パーツが取り外されました。 こうなってみるとスター・ウォーズのC3-P0にしか見えません。 この状態から外壁に登った外の作業員と連携して室内機が取り外されました。 取り外しの際、ホースから結構な量の水が出て来て、作業マットとその下のフローリングがびしゃびしゃになりました。 ベテランの作業員が外側から「どう?」と聞いたのに対し、室内側の若い作業員が私に申し訳なさそうに「ダダ漏れです」と言っていたのが微笑ましかったです。

AN40MHP-Wの取り外し後の画像

室内機が取り外されたところです。 室内機は玄関前に持って行かれ、そこで分解されました。 熱交換器は本体の奥にあるので分解しないと交換できないそうです。 熱交換器の交換後、室内機を再設置して終了となりました。 作業時間は約1時間半でした。

さて、気になるのは室内機の熱交換器が壊れた原因です。 「珍しいことですが」という前置きで、原因は純粋な熱交換器自体の不良という話でした。 取り付け工事は何の問題もなく完璧なので、工事の影響によるものではないということです。 購入から1年半という時期を考えると、初期不良の類に入るものだろうという見解でした。

ということで、無事直りました。 修理費用はかかりませんでした。 壊れるのは困りますが、壊れても直ぐに修理して貰えたので不満はありません。 ダイキンの24時間365日のお客様窓口と作業員の早急な手配はとても良かったです。

更新履歴

更新日 更新内容
2013年8月14日 新規作成