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書写アウトドアパーク タロリン村(姫路)

作成日: 2013年6月23日
更新日: (なし)

タロリン村の場所

5月の上旬に姫路・書写山近くのタロリン村というキャンプ場へ行ってきました。 変わった名前は運営事業者の「太郎屋本舗」を文字ったもののようでした。 北海道か沖縄なら公の市町村名として存在したかも知れません。

場所は山陽自動車道の山陽姫路西I.C.から下道を北上して30分弱のところにあります。 神戸方面からでは第二神明〜姫路バイパスのルートでも良いです。 キャンプ場から車で数分のところにコンビニ、イオン、コーナンがありました。 食料品や酒類はイオン、炭や軍手などのキャンプ用品はコーナン、ちょっとしたものなら24時間営業のコンビニという具合で、買い物には困らない場所でした。

タロリン村の様子

タロリン村の駐車場の画像

駐車場です。 10台強の駐車スペースしかありませんが、タロリン村自体がそれほど大きくはないので十分なのでしょう。 奥にSPORTS AUTHORITY(スポーツオーソリティ)看板が見えます。 タロリン村はSPORTS AUTHORITYと提携しているそうです。 ただ、残念ながらキャンプ場内に提携による何かがある訳ではありませんでした。

タロリン村の受付建物の画像

受付の建物です。 ここにスタッフの方が居ます。 炭などの備品はこの受付で購入できますが、面倒でなければコーナンまで買いに行けば安く手に入ります。 ガス・コンロも借りることができました。

タロリン村の自販機の画像

受付の建物の前には自販機もありました。 その手前に写っているのは井戸です。 タロリン村の水はトイレの水も含めて数ヵ所の井戸から引かれていました。 井戸の水を電動ポンプで汲み上げる仕組みになっていました。

タロリン村の野外トイレの画像

受付の建物の裏にとても分かり易い表示付のトイレが設置されています。 トイレは水洗式できれいに掃除されていました。 わざわざ不便をしに行くキャンプとはいえ、トイレが汚いとテンションが下がってしまいます。

タロリン村の宿泊施設の画像

居住場所の紹介です。 タロリン村には宿初施設が2箇所しかありません。 1つが手前のキャンピング・カー、もう1つが奥のタロリンハウスです。 ちなみに、キャンピング・カーに貼ってある「THG」というステッカーは「Taroya Honpo Group」の略でした。

タロリン村のキャンピング・カー内部の画像1

キャンピング・カーの内部です。 外見の印象よりも内部は年季が入っていました。 公式サイトには定員6名(最大8名)と書いていましたが、大の大人が6名だと抱き合って寝るくらいの窮屈さになると思います。

タロリン村のキャンピング・カー内部の画像2

内部その2です。 この車と同じように運転席の上部がせり出した形のキャンピング・カーをよく見かけます。 せり出した部分はベッドになっているのでした。 このタロリン村のキャンプ・カーで初めて知りました。

タロリン村のタロリンハウス内部の画像1

続いてタロリン村で唯一の建物型宿泊施設となるタロリンハウスの内部です。 意匠が全体的に奇抜です。 白黒チェック柄のカーペット、コンクリート打ちっ放し風の壁紙、毛筆の張り紙(布)と色々目に飛び込んできます。 実害はありませんでしたが、残念ながらセンスも感じられませんでした。

タロリン村のタロリンハウス内部の画像2

反対側には食器棚と冷蔵庫、電子ジャーが備え付けられています。 冷蔵庫があると肉を出番まで冷やしておけるので大変助かります。

左側のドアの向こうがシャワー・ルームになっています。 簡易な造りのもので、どこかに穴があいているのか虫とカエル1匹が入ってきていました。 子供達はキャーキャーわめきながらシャワーを使っていました。

タロリン村のタロリンハウス内部の画像3

洗面台です。 こちらも奇抜な意匠の延長にあって、なんだか浮いた感じが面白かったです。 タイル張りにおしゃれボウルまでは良しとして、フィニッシュが普通の水道の蛇口という具合です。 内装は素人が気合いでやった感が溢れ出ていました。 ただ、キャンプ場の施設にセンスを求めるのは筋ではないですし、実害もなかったので不満はありませんでした。

タロリン村のタロリンハウス内部の画像4

洗面台横のトイレです。 ウォシュレット付の洗面式できれいに掃除されていました。 こちらの水も井戸の水が回ってきているようで、誰かがトイレを流す度に井戸のポンプが音を立てていました。

タロリン村のタロリンハウス内部の画像5

建物内部の最後は布団です。 備え付けの布団と毛布はこんな感じのものでした。 布団と毛布はペラペラで、シーツもなくて、ぶっちゃけ「えっ!?」という感じでした。 しかし、いざ酔っ払って寝る時になるとそんなことは気にもせず快眠できました。 私は肌が弱い方ですが、翌朝かゆくなったり、チクチクしたりすることもありませんでした。

タロリン村の敷地の画像

さて、タロリンハウスを出て受付の建物側を見渡したところです。 子供が遊ぶには充分な広さの敷地があります。 宿泊施設が少ないので、夕方以降になるとほぼ貸し切り状態になります。 電灯近くにある円柱状の物体は井戸です。

タロリン村のキャンピング・カーの画像

再びキャンピング・カーの手前から奥を見た画像です。 タロリンハウスはキャンピング・カーの影に隠れてしまっています。 奥に見えているのは陶芸体験コーナーと日帰りバーベキュー用の施設です。

タロリン村の陶芸体験コーナーの画像

陶芸体験コーナーの建物内部です。 本格的なしっかりした窯が備え付けてありました。 陶芸体験の料金は焼き代込みで2,500円だそうです。

タロリン村の敷地奥の画像

陶芸体験コーナーの奥です。 右側に写っているのが日帰りバーベキューの施設、白い柵はドッグ・ランのコーナーです。 タロリン村は長方形で奥に長い敷地になっていて、画像中央の林の向こうにダムがあります。

タロリン村の日帰りバーベキュー施設の画像

日帰りバーベキューの施設です。 屋根があるので雨が降っても大丈夫です。 このように全天候型になっていると天気に左右され易い野外のアクティビティーでも予定を組みやすいです。

グリルが卓上型というのが面白いです。 大型グリルだと焼く人・食べる人に分かれがちです。でも、この卓上型だと焼肉屋感覚のバーベキューになりそうです。 今回こちらの施設は使えなかったのですが、卓上型グリルは私の欲しいものリストに追加されてしまいました。

タロリン村のニジマス釣り案内の画像

タロリン村ではニジマス釣りもできます。 料金は看板にある通りです。 ネットで養殖ニジマスの卸値を調べると、1kgで700円から1,300円くらいでした。 タロリン村のニジマスは小ぶりだったので、1匹あたり180gくらいでしょう。 それから考えると、3匹で1,000円は常識的な料金設定ではないでしょうか。

タロリン村のニジマス池の画像

これがニジマス釣りの池です。 ニジマスは結構な数いたので、釣れ易そうでした。 この池自体は完全な人工池で上からも下へも水は流れていませんでした。

タロリン村の全景の画像

最後はタロリン村の最奥にあるダム付近から眺めたところです。 遠くに受付の建物が見えています。 敷地が長方形なのがよく分かると思います。

タロリン村の感想です。 良いところは近くに店があるので買い物が便利、小ぢんまりしているので夜は貸し切り状態になる点です。 悪いところは宿泊施設が古くて貧弱な点です。 100点満点の65点というところでしょうか。 宿泊施設を綺麗にして布団などの備品もしっかりしたものにすれば、あと20点は簡単に上がるのになという感じです。

更新履歴

更新日 更新内容
2013年6月23日 新規作成