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穴の開いたCW-Xを修理

作成日: 2012年12月22日
更新日: (なし)

CW-Xの穴

六甲山で転びCW-Xの膝部分に穴が開きました。 5mmほどの穴です。 転んだ時は膝が痛くて痛くて穴には構っていられませんでした。 腹立たしくなったのは家に帰ってからです。 たかが5mmの穴がCW-Xの全てを台無しにしているのです。 その存在感ときたら日の丸弁当の梅干しのごとくです。 そのままだと無政府状態で具合が悪いので、何とかならないかとググってみるとワコールが無償修理してくれるらしいことが分かりました。

ワコールのサイトを探しても何故かCW-Xの修理について何も記載されていませんでした。 Webの諸兄によると「お客様センター」から問い合わせるべしということだったので、ワコール お客様センターの「問い合わせ入力フォームへ」から問い合わせました。

問い合わせ内容は「CW-Xに穴が開いたので修理願いたく、手続きを教えて欲しい」と書いて送信しました。 半日ほどでワコールお客様センターから回答メールが送られてきました。 要点を掻い摘むとこのようなことが書かれていました。

  • 修理可能と判断した場合、2〜3週間で無償修理する。
  • 修理希望の品を指定住所に送付すべし。
  • 往復の送料はお客様に負担願う。

諸兄の情報によると以前は往復の送料もワコールが負担してくれていたようです。 お金を払ってでも修理して欲しいところを無償修理してくれるだけで有り難いことなので、送料ごときは喜び泣き叫んで負担します。 なお、お客様センターの回答メールには以下の場合は修理できないと書かれていました。

  • アウター、スムーヴィー、スタイルフリーの修理
  • 素材全体に傷み(薄くなる、伸びや戻りが悪くなるなど)が見受けられるもの
  • 機能ラインの縫製(ステッチ)部分にかかっている、あるいは、そのステッチ部から5mm以内にある破れ
  • 穴があいて素材の欠損が見受けられるもの
  • 同じ箇所の2回目以降のお修理
  • 修理することでサイズが変更してしまうもの
  • 海外ネーム商品、ネームカット商品(当方にて性能が保証できないため)

指定住所にCW-Xを送ると担当の方から「商品着荷、修理可能」のメールが送られてきました。 後は修理を待つのみです。

修理結果

CW-X着払いの画像

修理されたCW-Xはパスポケット(旧簡易小包)の着払いで送られてきました。 送料350円+着払い手数料20円の合計370円でした。 商品着荷のメールから11日で戻ってきました。 もう少しかかると思っていたので早く修理して貰えて嬉しかったです。

修理後のCW-X(表)の画像

気になる仕上がりです。 画像は穴の開いていた膝部分を表から写しています。 良い感じに修理されています。 学生時代に買った米軍放出品のUSEDゴアテックス・ジャケットを思い出しました。 そのジャケットも穴がこんな感じに修理されていました。

修理後のCW-X(裏)の画像

裏から見たところです。 小さな生地があてがわれてミシンで縫い付けられています。 裁縫用語ではこれを「たたき」と言うそうです。

素人が家のミシンを使ってもこうは行かないので、手間はかかってもワコールへ修理に出して良かったです。 CW-Xを買った時は「何でこんなに高いねん」と思いました。 でも、このような修理サービスが用意されていて長く使えるなら悪くありません。

ワコールはもっと大々的にこの修理サービスを触れ散らかした方が良いと思います。 素晴らしいサービスを提供しているのに、CW-Xの購入前(検討時)も購入後もあまり知られていないのではないでしょうか。

更新履歴

更新日 更新内容
2012年12月22日 新規作成