ダラスのショッピング・モール
作成日: 2012年11月15日
更新日: (なし)
ダラスでショッピング
アメリカ・ダラスでショッピング・モールに行きました。 ぶっちゃけ、ダラスは手軽に観光できるところがあまりありませんでした。 そういう理由とお土産探しも兼ねて、2軒のショッピング・モールへ足を運びました。 私の事前調べでは、ダラスのダウンタウンから車(タクシー)で30分程度の距離にある有名どころのショッピング・モールは以下の3つでした。
Allen Premium Outletsはアウトレット・モールでタクシーの運ちゃんも勧めてくれていました。 でも、Webサイトを見ると神戸三田プレミアム・アウトレットにそっくりでワクワク感が湧きませんでした。 日本で行けば良いでしょうという話で選択肢から消えました。
Galleria DallasとNorthPark Centerの二択になって、何となくでNorthPark Centerへ行くことになりました。 もう1軒、宿泊していたホテルの近くにGrapevine Millsという巨大モールがありました。 そこにも行ったので、このページではNorthpark CenterとGrapevine Millsの紹介をします。
NorthPark Center
NorthPark Centerはダラスのダウンタウン中心から車で20分くらいのところにあります。 地図の通り、ダウンタウンから北上した位置にあります。 「NortPark」という地名はダウンタウン(ダラス中心地)に対して北側という意味に由来しているのでしょう。 この辺りはダラスでも高級住宅地にあたるそうです。
入り口です。 このような入り口が数ヵ所あります。 日本のアウトレットやモールでは見かけない車寄せの構造になっています。 雨が降っても濡れずに車へ乗り込めるような造りです。 高級住宅地が近いとあってか、駐車場にはAudiやBMWなどの高級車がチラホラ止まっていました。
入り口のアップです。 この画像だけでは雰囲気は分かりませんが、実際はシックで高級感が漂う感じでした。 別の入り口では従業員が常駐するスタンドが入り口前にあって、案内などのサービスを行うようになっていました。
案内板です。 建物は3階建てです(一部は4階まで伸びています)。 1階と2階がショッピング・ゾーンで3階は映画館(AMC NorthPark 15)になっています。 基本はテナント型の小売店が数多く入居する形ですが、角エリアにはNordStrom(ノードストローム)やMacy's(メーシーズ)といったデパートが入っています。 以前に『ノードストローム・ウェイ』というNordStromのサービスに関する本を読んだことがあり、NordStromに興味があったので立ち寄ってみました。 残念ながら、特筆するほどのことはなく普通でした。
1階のある区画です。 1階には有名どころのブランドが多く入居していました。 ティファニーといった高級ブランドからDIESELのような新興ブランドまで色々なブランドが入っていました。 館内は品良く整えられていて、置いてある草花も小綺麗でした。 画像にある花はなんと蘭です。
ただ、このオブジェだけは何を表現しようとしているのか理解できませんでした。 人型のシルエットが金槌のようなもので何かを叩いているのですが、館内の品の良い雰囲気を見事にブチ壊していました。 そう、金槌で雰囲気をブチ壊していたのかも知れません。
1階にはアップル・ストアがありました。 平日の午後3時過ぎで館内はガラガラに近い状態でしたが、このアップル・ストアは賑わっていました。 少し驚いたのがアップル・ストアの客層です。 老若男女、幅広い人が店内にいました。 70歳に近いようなおばあちゃんが一人でアップルの店員と話していたシーンが強く印象に残っています。 日本ではおばあちゃんがアップル・ストアに足を踏み入れることすらないはずです。 アメリカのアップルは幅広い人に対して上手くマーケティングできているのだと感じました。
NorthPark Centerの最後は2階の様子です。 2階には有名ブランド店はなくて、聞いたことがないような小売店が多かったです。 画像にある「TEXAS TREASURES」はDFW国際空港内でも見かけたのでチェーン店だと思います。 このお店でテキサスに絡んだお土産を買いました。 テキサス・ペインティングのゴルフ・ボールや鍋掴み、フリスビーといった定番以外のお土産をGETしました。 テキサスはメキシコに近いためかチリ・ソースが有名なようで、チリ・ソースが沢山売られていました。 ただ、どれも必要以上に辛そうだったので怖くて買えませんでした。
Grapevine Mills
Grapevine Millsはダウンタウンから車で30分ほど走った郊外にあります。 社会見学目的なら行っても良いと思います。 アメリカの普通の人がブラっと行くショッピング・モールの雰囲気を肌で感じることができます。 買い物目的なら遠くからわざわざ車に乗ってまで行くことはないでしょう。 と言うのも、珍しいブランドや特筆すべき店がある訳ではないので、買い物はそれほど楽しめないはずです。
正面玄関にある看板です。 この辺りはGrapevineという地名で呼ばれています。 ブドウのつるという意味なので看板もブドウとそのつるが形取られています。
改めて画像を見て珍しいものが写っていることに気が付きました。 その珍しいものは雲です。 テキサスにいる間、雲を見た記憶がありませんでした。 それくらいテキサスの空は雲一つない青い空が続いていました。 雲がないのは空気が乾燥しているからなのだそうです。
正面の入り口です。 大きなモニュメントはアメフトのボールです。 ダラスにはNFLのダラス・カウボーイズの本拠地があって、モールの中にもダラス・カウボーイズのオフィシャル・ショップがありました。 モールではダラス・カウボーイズのユニフォームや帽子をかぶっている人を沢山見かけたので、チームは地元の人にとても人気があるようでした。
モールはとても広いです。 アパレルの店舗が多いのですが、ブランドはBANANA REPUBLICやアバクロンビーといったアメリカンなものばかりでした。 他にはGAPやTOMMY HILFIGER、NAUTICAなどもありました。 安いものは安くなっていて、TOMY HILFIGERではシーズン落ちの長袖シャツが12ドルで売っていました。 「買い物は楽しめない」と書いたものの、この12ドルのシャツは買ってしまいました。
高級ブランドの類ではCOACHがありました。 他の定番高級ブランドは見かけませんでした。 COACHはアメリカン・ブランドです。 他のアパレル・ブランドもそうだったので、このモールはアメリカン・ブランドのみ出店可能という条件になのかも知れません。
画像を撮影したのは週末の土曜日です。 場所によっては画像のように人通りが少なく、寂れ気味に感じるところがありました。
賑わっている場所もあります。 このエリアはUNDER ARMOURの店もあって、勢いがありました。 UNDER ARMOURの店内はお客さんが沢山居ましたが、値段は円高を加味してもそれほど安くはありませんでした。 残念ながら、画像内の人だかりの理由は忘れてしまいました。
この辺りは勢いが全くありませんでした。 人通りもまばらで、店員も暇そうにしていました。
滞在しているホテルとモールが近かったので、このモールには3回足を運びました。 ちなみに、その3回とも日本人を全く見かけませんでした。 アジア系では店員を除けば若い韓国人4人組を見かけたくらいです。 ダラス自体、アジア系が少ないようで、日本人はダウンタウンでも見かけませんでした。 さすがにDFW国際空港の日本行きの帰国便出発カウンター前には日本人は居ました。 同じ日本人を見て何だかほっとしたのを憶えています。
最後はモール内のフード・コートです。 ファースト・フードにプラスアルファした感じの店が並んでいました。 MacDonaldやKFCといった日本でも有名な店はなく、どれも聞いたことがない名前でした。 一度、ここのChicken Nowという店でチキン・バーガーをテイクアウトしました。 店員のおばちゃんがとても親切な人で、とても好感を持てました。 もちろん人にも寄るのでしょうけども、ダラスの人達は親切で人間味のある温かい人ばかりでした。
画像の左側に写っているのはメリー・ゴーランドです。 食事の前に乗ったら食欲がなくなりそうですし、後なら食べたものが出てきそうです。 でも、子供達は喜んで乗っていました。 フード・コートにメリー・ゴーランドなんて日本ではあり得ないですが、「楽しそうだからやってみた」という感じがアメリカらしかったです。
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2012年11月15日 | 新規作成 |