じゃのひれアウトドアリゾートでキャンプ(淡路)
作成日: 2012年5月23日
更新日: (なし)
はじめに
先週末(5月中旬)、淡路島にある淡路じゃのひれアウトドアリゾートというところへキャンプに行きました。 じゃのひれアウトドアリゾートはキャンプ、バーベキュー、釣りができるアウトドア施設です。 設備が整っていて大変良いところで、雰囲気は伝統的な日本のキャンプ場を少しモダンにしたという感じでした。
位置的には淡路島の南部で、四国と繋がる大鳴門橋が見える場所にあります。 垂水ジャンクションからは1時間半弱で行けたので、淡路島の南部と言えども遠くはないです。 神戸からだと明石海峡大橋をキャーキャー言いながら通り過ぎた後、神戸淡路鳴門自動車道を四国方面に向かってドンドン進み、西淡三原ICで降ります。 そこから下道で30分弱です。 少し分かり難い場所にありますが、地図かナビを良く見ながら進めば大丈夫でしょう。
オートキャンプ場
オートキャンプ場の管理棟です。 ざっくりで言うと、じゃのひれアウトドアリゾートの施設はキャンプと釣り(フィッシング)の二つに分かれています。 こちらはキャンプの管理棟で、受付、キャンプ道具の貸し出しなどを行って貰えます。 ビールや焼肉のたれ、バーベキュー用の炭も売っています。 アサヒのスーパードライ350ml缶が1本300円でした。
管理棟の裏側で、自販機が置いてあります。 この管理棟にはシャワー設備(有料)もあるので、テント・キャンプのスタイルの人でもスッキリできます。 私が行った時にはこの管理棟の裏側の直ぐそばで、子供向けの映画(ドラえもん)の上映会がありました。
キャンプの区画もざっくりで言うと二つに分けられます。 こちらは管理棟側の区画で、大型コテージとキャンピング・カーが並んでいます。 ここに整然と並ぶ大型コテージはなんとお風呂付きです! キャンピング・カーは最近導入されたもののようでピカピカでした。
その向かいの広場にはテント用のサイトがあります。 こちらのサイトでは電源供給設備がありました。 「電気があれば何でもできる」という訳で、AV機器を持ち込んでバーベキューをしながらスポーツ観戦ができたら面白いだろうなと思いました。
キャンプのもう一つの区画です。 こちらは広場の中心部分がテント用のサイト、外周部分にコテージや各種施設が並んでいます。 画像のように車でそのまま乗り込んでテントを張ることができます。 広場は広いのでサッカー・ボール、バトミントン、フリスビーなどを持って行くと楽しく遊べます。
外周部分にあるコテージです。 こちらのコテージにはお風呂は付いていません。 BOSSというメーカーのコテージで、下部にタイヤが付いていて牽引により移動できるようになっていました。
今回はこのタイプのコテージに泊まりました。 画像のように車を横付けできます。 コテージの向かって右側にある茶色い設備はミニ・キッチンです。 しっかり水が出るので、ここで野菜や皿を洗うことができて便利でした。
コテージの内部です。 内部は外見の3倍ほど綺麗でした。 ぶっちゃけコテージの外見は「え〜っ!?」という感じだったのですが、中は綺麗で広かったです。 あまりに外と中で様子が違ったので、外は潮風のために早くに劣化してしまったのか内部を改装していたのかも知れません。
コテージ内部の設備も充実していました。 トイレはなんとウォシュレット・タイプで、冷凍庫付きの冷蔵庫が備え付けられていました。 この冷蔵庫でビールを冷やしたり食べきれなかった肉を冷凍したりできました。 もちろん、隣の洗面台でも水が出るので寝る前の歯磨きも外に出ずに済ませることができるという快適さです。
極めつけがこの画像です。 なんと、コテージにはTVとエアコンとおまけで電気ポットまで設置されています。 やはりエアコンは重宝するもので、泊まったときは季節外れの寒さだったのですがエアコン(暖房)のお陰で快適に過ごせました。 電気ポットも朝コーヒーを作るのに役立ちました。 朝にお湯を沸かすためだけに火を起こすのはひと手間なので、キャンプとはいえこういった器具に頼れるのは助かるものです。
再びコテージ前です。 コテージ前でも電気コンセントがあるので、電子ジャーを持って行けば飯ごうなしで簡単にご飯を炊くことができます。 コンロと鍋も持って行っておけば子供用のカレーを簡単に作ることができて便利です。 キャンプの王道からは外れるでしょうけども、選択肢が沢山あることは良いことだと思います。
画像はバーベキュー翌朝の様子です。 生ゴミをコテージ前に置いたままにしていたらカラスに荒らされていました。 それはともかく、画像のような感じでバーベキューをしました。 ドラム缶半割のバーベキュー・コンロは管理棟で一晩\2,000円にて借りることができます。
ゴミはゴミステーションに捨てて帰ることができたので助かりました。 ゴミは空き缶と燃えるゴミという二分別制でした。 バーベキューで出た炭の燃えかすもこちらに処分できました。
画像の建物はトイレです。 ここのトイレもコテージと同じくウォシュレット・タイプでした。 野外ということもあってこの手のトイレは綺麗ではないことが多いのですが、ここのトイレは清潔でよく掃除されていました。
最後の設備はデイ・キャンプ用のテーブルです。 日帰りのデイ・キャンプで訪れた人はこのテーブルを使えます。 もちろん、テントやコテージなどへの宿泊で訪れた人も使えます。 野外のこのような設備では意外と少ない屋根付きなので、万が一、雨が降った場合にも対応できます。 画像では切れて見えませんが、この左側に炊事施設があって水を自由に使えます。
フィッシングパーク
じゃのひれアウトドアリゾートのもう一つの施設が釣りです。 ここでは海中に網を張った大型の生け簀(いけす)があって、そこで釣りができるようになっています。 画像は釣り客用の駐車場です。
釣りを楽しめるフィッシングパークの入り口です。 手押し車のようなものは釣り道具やクーラーボックスを運ぶためのものです。 そうです、ここでの釣りはフラっと立ち寄った遊びの釣り客ではなくて、本気の釣り客を相手にしています。 クーラーボックスを2〜3個持って来るような人向けの手押し車なのです。
フィッシングパークにはイルカと遊べるドルフィンファームという区画が設けられています。 イルカにエサをあげたり触ったりするのは序の口で、背びれにつかまって泳いだりすることまで体験できるアクティビティーが準備されています。 小学生以上なら参加できるので、年頃のお子さんがいれば盛り上がると思います。
釣りにはファミリーコースと一般コースがあって、こちらはファミリーコースの桟橋です。 ファミリーコースは2時間または3匹(大人料金の場合)釣り上げるまで楽しるというシステムです。 竿や網、ライフジャケットなどは貸して貰えます。
一緒に行った家族がやってみたら15分でタイが3匹釣れて終了となったそうです。 その場で捌いて貰えるので、その晩のバーベキューに釣り上げられたタイの刺身が出てきました。 もう、凄くプリプリで超まいう〜でした! バーベキューでタイの刺身というのは新鮮、かつ贅沢な感じがしましたが、そういうことができるのもこの施設ならではです。
こちらが本気の釣り客を相手にする一般コースです。 ここが目当てで来ている人は道具や装備が整っているので一目で分かります。 この一般コースのシステムは6時間釣り放題で10,000円です。 画像は朝7時過ぎに撮影したものですが、早くから釣り始めるのが必勝法なのかその時点で80〜90名くらいの人がいました。
釣った魚はこちらで血抜きやおろして貰えます。 捌いている魚の量はちょっとした市場の魚屋さんより多いのではないでしょうか。 魚のおこぼれを狙ってか、上空にはトンビが沢山飛んでいました。 この向かって左奥の海岸が潮干狩り場です。
画像の左端がじゃのひれアウトドアリゾートのフィッシングパークという位置関係です。 この砂浜で潮干狩りができます。 と言っても、貝はまずいなくて、取れても貝毒が出ているので食べてはいけないということでした。 それでも子供達は楽しそうに潮干狩りごっこをやっていたので、バケツと熊の手かスコップを持って行っておくとそこそこ遊べます。 砂浜はまずまずの綺麗さで、裸足で歩くと気持ちが良かったです。 あと、綺麗な石が沢山落ちていたので、石拾いでも遊べました。
スーパー銭湯
じゃのひれアウトドアリゾートではお風呂に入らなかったので、帰りにスーパー銭湯(温泉?)に行きました。 車で10分ほどで行ける南淡リフレッシュ交流ハウス ゆーぶる」という施設です。 露天風呂に滑り台とうんていがある少し変わったところでした。
ここではラーメンやうどんなどの簡単な食事ができました。 種類もそこそこあって値段がリーズナブルでした。 あと、建物のデザインというか意匠がスーパー銭湯とはアンマッチなほど格好良くてお金がかかっていそうだったのが印象的でした。
公式サイト
種別 | 公式 |
サイト名 | 淡路じゃのひれアウトドアリゾート |
運営者 | AD・NEXT(運営委託会社) |
URL | http://www.janohire.co.jp/index.html |
補足 | このサイトから施設の予約ができます。 |
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2012年5月23日 | 新規作成 |