讃岐うどんと栗林公園
作成日: 2012年4月6日
更新日: (なし)
讃岐うどん
4月の最初の日曜日、うどんを食べに香川へ行きました。 TVで美味しそうなうどんが映っているのを見て、衝動的・電撃的に香川行きが決まったのでした。
左の画像は香川県の高松市内で、中心街から少し離れた幹線道路を写したところです。 神戸からここまでの所要時間は車で2時間強でした。 須磨から第二神明に乗り、垂水JCTから明石海峡大橋を渡り、淡路島を突っ切って四国に上陸するコースです。 第二神明に乗るまでは下道を通り、途中の淡路SAでトイレ休憩をしても2時間強だったので意外と近いものです。
一軒目のお店は高松市今里町にある「ぶっかけうどん 大円」さんです。 私が想像していた讃岐うどんの店構えとかなり違っていて驚きました。 ガイドブックに載っている有名店ですが、地元の人が普通に利用するタイプのお店のようでした。
看板に「ぶっかけうどん」と書いてあるだけあって、色んな種類のぶっかけうどんがありました。 私はうどんに牛肉とおろし大根がかかったスタミナぶっかけうどんを注文しました。 とってもまいう〜でした。 ただ、温かいうどんを選んだせいか讃岐うどんの代名詞と言える「麺のコシ」はそれほど感じませんでした。
二軒目は同じく高松市にある「うどんバカ一代」さんに行きました。 こちらは超有名店で店内には「槇原敬之」、「大泉洋」、「市川AB蔵」といった名前が書かれた色紙が沢山飾ってありました。
ここでも肉ぶっかけうどんを注文しました。 ただし、ここでは冷たいうどんを選びました。 とってもまいう〜で、そして期待していた通りの「麺のコシ」でした。 「グミのような」というのは言い過ぎですが、「柔らかめのグミのような」と言って良いほどのコシでした。 ただ、調子に乗って大(3玉)を注文してしまったので、後半は食べるのがやっとでした。
栗林公園
せっかく香川に来たのにうどんだけでは勿体ないということで、こちらも高松市内にある栗林公園に行ってきました。 栗林公園は俗に言う大名庭園で、歴代の高松藩主が手を掛けて整備したものが明治維新になって県立公園として公開されたものです。
凄いことに栗林公園は全国に35つしかない国の特別名勝に指定されています。 栗林公園と聞いても関西ではあまり馴染みはありませんが、天橋立や金閣寺庭園、厳島神社と同列の指定を受けていると聞けばその凄さを感じることができると思います。 入園料は大人400円、大人170円です。
栗林公園のちょうど中心部から商工奨励館という建物を見たところです。 園内の雰囲気というか全体的な趣はこのようなトーンです。 見ての通り、見事なまでに整備されています。 ゴミ一つ落ちていないのはもちろんのこと、枝葉もピシっと剪定されています。
栗林公園の特徴の一つは池が沢山あることです。 画像は北湖という大きめの池です。 西湖と呼ばれる池にはサギや鵜が居ました。 他には鴨を捕まえるために群鴨池といった珍しい仕組みを備えた池もありました。
もう一つの特徴は四季折々の花が植えられていることです。 梅、桜、ツツジ、花菖蒲(ハナショウブ)が有名だそうです。 残念なことに、私が行った時は梅の花が少し咲いていた程度でした。 しかし、梅は立派な古木ばかりで、公園の数百年の歴史を垣間見た気がしました。 同じく公園に植わっている松も立派な枝振りのものが多かったです。
再び中心地に戻り、商工奨励館の前まで来たところです。 この和風建物の中にお土産物屋と香川県の伝統工芸品の展示・即売所があります。 この手の伝統工芸品の展示はお世辞にも良いとは言えないものですが、ここのは良かったです。 香川漆器と一刀彫りは普通に欲しいと思ったものがありました。 建物の中に手描き鯉のぼりの実演販売がされていました。 とてもカワイかったのでこちらを購入しました。
公園の出入口付近で面白いものを見つけました。 靴に付いた埃をはたくハタキが置いてありました。 足を置くための台までありました。 スケールの大きな公園とは対称的になかなか細やかな気配りでした。
最後の画像は商工奨励館で購入した香川県指定の伝統工芸品の手描き鯉のぼりです。 30年ほど前までは香川県坂出市は手描き鯉のぼりの日本一の生産地だったそうです。 鯉のぼり本体は味わいがあって素晴らしいのですが、手製の台や鯉のぼりを吊るす針金なのど付属品の造りも丁寧で温かみがあります。
これで2,100円でした。 この値段にしては値打ちものだと思います。 なんと、こちらの手描き鯉のぼり 三池さんのサイトからネットで注文できます。 興味がおありの方はどうぞ。
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2012年4月6日 | 新規作成 |