ServeRAIDのベンチマーク
作成日: 2012年3月31日
更新日: (なし)
はじめに
IBMのIAサーバーをセットアップした時に取得したディスクI/Oのベンチマークです。 RAIDアダプターはServeRAIDシリーズ、ベンチマーク・ツールはATTO Disk Benchmarkを使っています。 今後も面白い構成でベンチマークが取れたら追加していきます。
ServeRAID M1015
ServeRAID M1015のベンチマークです。 このRAIDアダプターはLSI LogicのMegaRAID SAS 9240-8iのOEM製品です。 ただ、9240-8iと違ってデフォルトではRAID5とRAID50が使えず、オプションの拡張キーを購入してアダプターに挿すことでRAID5とRAID50が使えるようになるという代物です。
1つ目のベンチマークです。 このサーバーでは15,000回転のSAS HDDを2本でRAID1を組んでいます。 RAID1なので大した性能は出ていませんが、高速HDDだけあって単品HDDの性能は光っています。
- RAID Controller ・・・ IBM ServeRAID M1015
- RAID Level ・・・ RAID1
- HDD ・・・ IBM 146GB 15K 6Gbps SAS 2.5inch(42D0677) x2
2つ目のベンチマークです。 このサーバーでは10,000回転のSAS HDDを6本でRAID5を組んでいます。 拡張キーを取り付けてRAID5を使えるようにしています。
- RAID Controller ・・・ IBM ServeRAID M1015 with RAID Extension Key
- RAID Level ・・・ RAID5
- HDD ・・・ IBM 300GB 10K 6Gbps SAS 2.5inch(42D0637) x6
ServeRAID M5015
ServeRAID M5015のベンチマークです。 このRAIDアダプターはLSI LogicのMegaRAID SAS 9260-8iのOEM製品です。 512MBのキャッシュが搭載されています。
1つ目のベンチマークです。 このサーバーでは10,000回転のSAS HDDを12本でRAID5を組んでいます。 HDDを12本というだけあって結構な性能が出ています。 「RAIDのI/Oは玉の数を増やせば増やすほど速くなる」の典型例です。
- RAID Controller ・・・ IBM ServeRAID M5015
- RAID Level ・・・ RAID5
- HDD ・・・ IBM 300GB 10K 6Gbps SAS 2.5inch(42D0637) x12
更新履歴
更新日 | 更新内容 |
2012年3月31日 | 新規作成 |