トップページコラム > > HDR-HC3のソニー・タイマーが発動



HDR-HC3のソニー・タイマーが発動

作成日: 2012年2月2日
更新日: (なし)

HDR-HC3の「C:31:23」エラー

壊れたHDR-HC3の画像

ビデオカメラが壊れました。 壊れたのはSONYのHDR-HC3です。 去年から調子が悪いことが数回あったのですが、騙し騙し使えていました。 数ヶ月ぶりに使う用事があったのでお出まし願うと、逝ってらっしゃいました。

調子が悪かったのはテープを入れた時の動作です。 HDR-HC3はテープを格納スロットに入れると、自動的にスロットを閉じてテープをヘッドの位置へ持って行きます。 テープを入れると機械的には上手く動作してスロットが閉じるのですが、「カセットを入れなおしてください」というエラー・メッセージが出ることがありました。 そうなると再生・録画機能が使えなくなります。

ただ、これまではメッセージ通りに入れなおせば使えていました。 それが、久しぶりに使おうとすると何度テープを入れなおしても「カセットを入れなおしてください」のメッセージが出てしまいます。 液晶画面の右上には「C:31:23」というエラー・コードらしい値が表示されています。 何度も格納スロットを開け閉めしていると、「ウィン」とかそれっぽい音を出して途中で止まったりするようにもなりました。 どうやらスロットを動かす機構がおかしくなってしまっているようです。

延長補償とソニー・タイマー

延長補償のお客様控えの画像

精密機械なのでそういうこともあるでしょう。 購入時の私もそう考えていたのでしょう。 そうです、ちゃんと購入時に延長補償に入っていたのです。 過去の自分に感謝しました。 HDR-HC3はヨドバシカメラで買っていました。 購入時のレシート、延長補償の控え、保証書などなどの一式はしっかり保管されていました。

しかし、延長補償の控えを見て絶句しました! なんと、延長補償期間の5年を半年ほど過ぎているではありませんか! 追加で驚いたのが、このHDR-HC3は当時10万円もしていたではありませんか(5万円ほどかと思っていました)・・・。

ソニー・タイマーが見事に発動しました。 1年のメーカー保証期間を過ぎてから壊れるのではなくて、ちゃんと小売店の延長補償期間を過ぎてから壊れるところが凄いです。 正に精密機械です。

本当に惜しくて悔しいです。 ヨドバシカメラの延長補償の規定を見ると、5年目の故障だと半額が返ってきていました。 10万円の半額だと5万円なので、新品の現行機種を購入するのに十分な額だっただけに惜しいです。 何より、それなりの高額商品だからと掛けておいた延長補償(費用)の意味がなかったというのが悔しいです。 正確には延長補償自体は悪くなくて、ソニー・タイマーが正確過ぎるのが腹ただしいのですが・・・。

今回は延長補償を初めて使うことになったかも知れないケースでした。 他にもTVやらHDDレコーダーやら洗濯機やら高額家電を買った際には、ほぼ無条件で延長補償を付けています。 改めてみると、これまでこの手の家電は壊れたことがありませんでした。 エアコンや洗濯機は買い直していますが、壊れたのではなくて自己都合による買い直しです。 普通に使って5年で壊れる方がレア・ケースでしょう。 そうすると、5年程度の延長補償の費用対効果は考えものです。 次回高額家電を買う場合、延長補償の要否はもう少し考えないといけないなと思わせられた一件でした。

更新履歴

更新日 更新内容
2012年2月2日 新規作成