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DB2 9.7のActivation CDが見つからない

作成日: 2011年12月1日
更新日: (なし)

DB2のライセンス登録

久しぶりにDB2の導入作業をやりました。 そこで少しずっこけたのでメモしておきます。

ずっこけたのはDB2のライセンス登録のところです。 いつ頃からかDB2ではライセンス・キー(ファイル)を使ってライセンスのアクティベーションを行う必要があります。 アクティベーションと言っても、db2licmコマンドの引数でライセンス・キーのファイルを指定するだけなので難しくはありません。

DB2マニュアルの画像

しかし、今回の作業ではそのライセンス・キーのファイルが入ったアクティベーションCDが見つかりませんでした。 DB2 9.7のマニュアル『DB2インストールおよび管理 概説』では、ファイルはアクティベーションCDにあると記載されています。 そんなことは百も承知です。 私はそのアクティベーションCDを血眼になって探しているのです。

DB2 Quick Start Guideの画像

結果から先に書くと、アクティベーションCDは「Quick Start Guide CD」と一緒になっていたのでした。 一緒になっていたというより、Quick Start Guide CDのおまけとしてライセンス・キーのファイルが収録されているという感じです。

左の画像はDB2の「Quick Start Guide」の紙ペラです。 メディア・キットに入っていたこの紙ペラをよく見ると、「Quick Start and Activation CD」と書かれています。 これを見て、DB2は「Quick Start Guide CD」と「Activation CD」を同一人物だと言っているのではないかと怪しんだのでした。

Quick Start Guide CDの中身の画像

そのQuick Start Guide CDの中を覗くと、ありますあります! 今回はDB2 Workgroup Server Edition(WSE)の許可ユーザー・ライセンス(Authenticated User Lisence)とそれに対応するメディア・キットを購入していました。 ちゃんとマニュアルに書いていた通りの「db2wse_u.lic」というライセンス・キーのファイルが入っていたのでした。

Activation CD

手書きActivation CDの画像

別の人が同じようにずっこけてはいけないので、分かり易くしておきました。 手書きで「Activation CD」と書いてやりました。 これなら誰がパッと見てアクティベーションCDだと分かるでしょう。 これが男らしいやり方です。

しかし、Quick Startといった類は押し並べてごみに準ずるものだと考えていました。 一度も封を開けられないまま5年間は中身を確認されない悪魔の段ボール行きか、CDシュレッダー行きか、プラスチックごみ捨て場行きという代物です。 それがまさかのお宝CDだったので大いに驚きました。

超小さな説明書きの画像

最後は後から気が付いて腹が立った説明書きの画像です。 なんかQuick Start CDを眺めていると表面に「Quick Start and Activation」と書かれていることを発見しました。 とてもとてもか弱くて消え入りそうな字です。 アホォウです。 フォントサイズを間違えています。 Activation CDなら男らしく20pくらいで印字しておくものです。

本当にしょうもない話で、これだけのために時間を1時間強は浪費したのでした。 しかも相当イライラしながらだったので、健康にも良くなかったはずです。ちぇっ。

更新履歴

更新日 更新内容
2011年12月1日 新規作成